【タイ】今年の自動車輸出、最大85万台の見通し[車両]

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タイ工業連盟(FTI)は24日、今年の自動車輸出台数の見通しについて、年初に予測していた75万台から80万~85万台に上方修正することを検討していると明らかにした。世界的な半導体不足やタイ国内での新型コロナウイルスの感染状況を考慮し、7月に改めて見通しを発表する予定。25日付バンコクポストが伝えた。

FTI自動車部会のスラポン広報担当(FTI副会長)は、輸出の見通しの上方修正を検討している理由について、アジアやオセアニアで自動車需要が回復基調にあるためと説明している。

FTIによると、今年1~5月の自動車生産台数は前年同期比32.9%増の71万356台。このうち輸出向けは35.6%増の41万1,663台で、全体の58%を占めた。1~5月の輸出台数は前年同期比29.9%増の39万467台だった。

FTIは今年1月の記者会見で、今年の自動車生産台数は前年比5%増の150万台程度になると予測。例年通り、輸出向けと国内市場向けの割合が半々になるとの見通しを示していた。

タイの自動車輸出台数は2019年が約105万台、20年が74万台。今年は前年を上回る見通しだが、新型コロナ流行前の水準まで回復するには、さらに時間を要すると見込まれる。