オランダ、“因縁”チェコに屈してEURO敗退…屈辱の「枠内シュート0」で散る

EURO2020決勝トーナメント1回戦、オランダはチェコに0-2で敗れて敗退が決まった。

FWドニェル・マレンが決定機を逃した直後にDFマタイス・デリフトが一発退場。その後、2点を奪われて万事休すとなった。

Optaによれば、オランダはEUROでのチェコ戦(旧チェコスロバキア時代含む)で通算4枚のレッドカードを受けているという。2点リードから大逆転負けしたEURO2004での対戦でもジョニー・ハイティンハが退場になっている(一発レッドではない)。

また、この日のジョルジニオ・ワイナルドゥムは90分でのパス数がわずか10本だったそうで、これは1980年以降のEURO決勝トーナメントにおけるオランダ代表フィールドプレイヤーで最低となる記録だそう。さらに、オランダは1980年以降のEUROとW杯で初めてとなる枠内シュートゼロに終わった。

【動画】オランダ散る…絶望だったチェコ戦の失点シーン

『NOS』によれば、フランク・デブール監督は「このような相手との試合では1度か2度のチャンスしかない。ドニェルにはそれがあった。我々が支配していたが、ラストパスだけがよくなかった」としつつ、自らの去就について熟慮すると述べたという。

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