「EURO2020の運営は悪ふざけ」 ウェールズ代表最多出場選手が批判

有観客で行われているEURO2020。グループAを2位で突破したウェールズだが、決勝トーナメント1回戦でデンマークに0-4で敗れた。

そうしたなか、ウェールズ代表DFクリス・ガンターの運営批判が話題になっている。今大会にも出場した31歳の彼はウェールズ代表史上最多となる102キャップを誇るDF。

そのガンターは「全ての代表チームはどこに行っても(自国の)ファンたちがいた。(だがウェールズは)政府の規則を破った350人を除けばいなかった」として、今大会の運営方法は悪ふざけだと批判したのだ。

今大会を全て敵地で戦ったウェールズ。新型コロナウイルスの制限のために、バクーやローマでは自国サポーターの数は限られたものだった。

デンマーク戦はアムステルダムで行われたが、オランダ政府はウェールズファンの入国を認めず。一方、デンマークサポーターは入国を認められたため、スタンドにいた14,645人の観客の大半がデンマークサポーターだった。

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ガンターは今大会の運営はアンフェアなものだと訴えていたようだ。彼以外にもベルギー代表DFトーマス・フェルマーレンが同様の指摘をしている。

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