アジが踊ればサバが唄う「meets!まつら」最新号

アジと並ぶ松浦を代表する魚種「サバ」を特集した「meets!まつら」の最新号。表紙と最後のページを並べると1枚の絵になる

 「アジフライの聖地」を宣言している松浦市の観光情報広報誌「meets!まつら」の最新号(16号)が発行された。「アジが踊ればサバが唄う」と銘打ち、アジと並ぶ松浦を代表する魚種「サバ」を特集している。
 同市で天然サバは高度衛生化閉鎖型施設に再整備された松浦魚市場で水揚げされ、養殖サバはオレガノなど4種類のハーブ飼料で育てられている。
 最新号では天然、養殖サバのほか、こだわりの手詰めによるサバ缶づくりや、キャンプ飯などをイラストや写真を使って紹介している。
 好評のアジフライマップも新規加盟店を含む29店を掲載するなど、さらに充実。福岡在住のイラストレーター、ノンチェリーさんが描く表紙と最後のページを並べると1枚の絵になるユニークなデザインも好評だ。市役所や市内の観光、飲食施設などで配布している。
 「meets!まつら」は2012年から発行し、19年に同市が「聖地宣言」して以降、アジフライの情報を中心に発信している。このユニークな取り組みが高い評価を受け、全国各地の優れた情報誌やウェブサイト、動画を表彰する「日本地域情報コンテンツ大賞2020」で大賞を獲得している。

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