【MLB】バット折れたのに…大谷翔平の167キロ適時二塁打に同僚衝撃「クレイジーだよ」

バットが折れながらも適時二塁打を放ったエンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】

決勝ソロのゴセリン「球界トップレベルの俊足。そして物凄く打球が強い」

■エンゼルス 6ー4 レイズ(日本時間28日・セントピーターズバーグ)

エンゼルスの大谷翔平投手は27日(日本時間28日)、敵地のレイズ戦に「2番・指名打者」で先発出場した。6回の第3打席で一時勝ち越しの適時二塁打を放つと、7回の第4打席で同点の適時三塁打。9回の第5打席では2試合ぶりの25号ソロを放ち、本塁打王争いで両リーグ最多に1本差とした。チームメートにも衝撃の大活躍となった。

獅子奮迅の1発3安打3打点。大谷のスゴさを証言したのは8回に決勝2号ソロを放ったゴセリンだ。報道陣から「オオタニがズバ抜けているところは?」と問われて、こう答えた。

「1つに絞るのは難しいよ。球界トップレベルの俊足。そして物凄く打球が強い。二塁打はバットが折れたのに打球速度は104マイル(約167.3キロ)も出ていたからね。僕のホームランより打球が速かった。クレイジーだよ。毎日プレーを見ることで、さらに凄さが分かってくるんだ」

先発のサンドバルは5回4安打3失点と試合を作った。「今日の大谷のパフォーマンスは今年何番目ぐらいの素晴らしさですか?」。こんな報道陣の珍質問に表情を緩めた。

「上の方だとは思うけど、上位にランクするものが多すぎて位置付けできないよ。だけど、ショウヘイがやることはアンビリーバブルさ。チームへの貢献度は、言葉で説明しきれないほどなんだ」

4打数3安打3打点1盗塁。チーム6得点のうち4得点に絡む大活躍でチームの5連敗ストップに貢献した。28日(同29日)からは敵地・ヤンキース戦。「ルースが建てた家」と呼ばれるヤンキー・スタジアムでどのような活躍を見せてくれるのだろうか。(Full-Count編集部)

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