【東京五輪】竹島、旭日旗、福島県産食材…韓国選手団が「反日」と「政治」を持ち込む意向

韓国選手団は東京五輪の場でも「反日」の姿勢を露にしそうだ

東京五輪に出場する韓国選手団が、本来なら切り離されるべきの政治的問題を持ち込もうとしている。韓国紙「東亜日報」などによると、大韓体育会の李ギフン会長らが28日に会見で語った。

まずは旭日旗問題。有観客となった場合、持ち込みは禁止されていないが、李会長は「旭日旗応援は自制してもらえると信じている。ただそういうことになれば、中国やロシアと協力する計画もある。すでに事前の意見交換もしている」と語った。何とも物騒な話だが、他国と連携して旭日旗応援の中止圧力をかける考えのようだ。

東京五輪ホームページにおける竹島(韓国名・独島)の表記問題に関しては、東京で国際オリンピック委員会(IOC)のトーマス・バッハ会長に削除を求める〝直談判〟をする考え。「(韓国の)ユ・スンミンIOC委員とスイスのローザンヌを訪れ、バッハ会長と表記問題などを議論しようとしたが、五輪直前でできなかった。可能ならば、日本で会って話をするつもりだ」と語った。

また韓国で批判の的になっている五輪選手村で提供される福島県産食材については、ジャン・インファ選手団団長がこう言及した。「選手村の近くに設ける給食センターにすでに食材を送っている。鮮度保持が重要な果物、肉、魚などは現地で調達する予定。選手たちが競技場や練習場に移動するときの弁当を支援する計画だ」

さらに李会長は「IOCが世界保健機関(WHO)、国際原子力機関(IAEA)など福島産食材を使用と関連して持続して議論されていると聞いている。関連機構が綿密に食材を検討するという前提の下、私たちの選手たちには、魚介類の摂取と関連教育を進めていく」と付け加えた。

東京五輪HPにおける竹島の表記問題を発端に韓国国内でボイコットムードが高まったが、政治とスポーツは別との観点から出場する方針としたはず。そんなことも忘れたかのような主張の数々と言わざるを得ない。

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