【MLB】大谷翔平、「2番・DH」で先発出場 両リーグトップタイ26号に期待、敵将も警戒

エンゼルス・大谷翔平【写真:AP】

ヤンキースタジアムでは2018年5月に初めてプレー、田中将から2三振を含む9打数無安打

■ヤンキース ー エンゼルス(日本時間29日・ニューヨーク)

エンゼルスの大谷翔平投手は28日(日本時間29日・試合開始8時5分)、敵地でのヤンキース戦に「2番・指名打者」で先発出場する。両リーグトップのブルージェイズ・ゲレーロJr.に並ぶ2戦連発の26号本塁打に期待がかかる。

大谷は前日のレイズ戦に「2番・指名打者」で出場し6回の第3打席で適時二塁打を放つと、7回の第4打席で同点に追いつくタイムリー三塁打。そして9回の第5打席では2試合ぶりの25号ソロを放ち4打数3安打3打点の大活躍を見せていた。

ヤンキース戦を前に会見を行ったマドン監督は「彼は間違いなくこういった瞬間を楽しんでいる。私自身も楽しみにしている。彼は自信を持ちつつも、それでいて謙虚な選手」と大谷に期待を込めていた。

ヤンキースは右腕のマイケル・キングが先発のマウンドに上がる。今季はここまで12試合に登板し0勝3敗、防御率4.05の成績を残している。また、ブーン監督も大谷については「投打で本当に素晴らしい選手。2021年に彼がやってる事はすごいと思う」と賛辞を送っていた。

敵地ヤンキースタジアムではメジャー1年目の2018年5月に初めてプレーしたが田中将大(現楽天)から2三振を含む9打数無安打だった。メジャー4年目での“NY初安打”、そして豪快な一発に期待がかかる。(盆子原浩二 / Koji Bonkobara)

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