清水邦広、東京五輪での道しるべ役へ決意 バレーボール日本代表最年長、右膝「少し悪化」も復調に自信

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東京五輪に向けた意気込みを語る清水邦広

 東京五輪に臨むバレーボール男子日本代表の清水邦広(福井工業大学附属福井高校出身、パナソニック)ら選手12人と中垣内祐一監督(福井県立藤島高校出身)が6月28日、オンラインで報道陣の取材に応じた。五輪初出場の2008年北京大会で全敗の屈辱を味わった清水は「まずは1次リーグ突破が目標。チームにプラスに働けるよう、しっかりとポイントを取っていきたい」と意気込んだ。中垣内監督も「最低限で1次リーグ突破。ベスト8以上に全力を注ぎたい」と語った。

 清水はチーム最年長の34歳。「チームがバタバタしたときに落ち着かせる役でもある。しっかり道しるべを示せるようにプレーをしたい」と自らの役割について語った。

 5月下旬から約1カ月間、イタリアで行われた国際大会「ネーションズリーグ」では左腕から強烈なスパイクを見舞い活躍。「1カ月間、大きなけがをせずに戦い抜けたことは自信になった」と手応えを口にした。18年に大けがを負った右膝の状態については「少し悪くなっている」と明かした上で「ホームであることを生かしながら準備し、もう一度コンディションを上げていく」と力を込めた。

 「(福井で)バレーボールができたからこそ今の自分がある。少しでも元気を与えられるような、バレーボールを見ている時はつらいことを忘れられるようなプレーをしたい」と地元の福井県民に対する思いも話した。

⇒【動画】清水邦広にインタビュー、五輪への決意語る

 中垣内監督は、海外勢の強烈なサーブに対応できるかが勝負の鍵を握るとし「サーブレシーブをさらに高めていきたい」と本番を見据えた。