ラッセル「きわめて稀なトラブル。いい結果で締めくくれそうだったので本当に悔しい」:ウイリアムズ F1第8戦決勝

 2021年F1第8戦シュタイアーマルクGPの決勝レースが行われ、ウイリアムズのニコラス・ラティフィは17位、ジョージ・ラッセルはリタイアでレースを終えた。

■ウイリアムズ・レーシング
ニコラス・ラティフィ 決勝=17位

2021年F1第8戦シュタイアーマルクGP ニコラス・ラティフィ(ウイリアムズ)

 いいスタートを切って、ひとつかふたつポジションを上げたが、ターン1の出口でまわりを囲まれ、アウトサイドへ行くしかなくなった。その直後に前方にいたクルマ同士が接触して、僕も避けきれずに当てられてしまったんだ。結果としてタイヤの1本がパンクし、1周目の終わりにピットインを強いられて、レース開始とほぼ同時に周回遅れになった。

 それ以降は、たびたびブルーフラッグを振られて、順位を上げていくのは難しかった。来週末もまたここでレースだ。今度はもっといいレースができることを願っているよ。

■ウイリアムズ・レーシング
ジョージ・ラッセル 決勝=リタイア

2021年F1第8戦シュタイアーマルクGP ジョージ・ラッセル(ウイリアムズ)

 詳しいことは調査中だが、残念なことに、パワーユニットに関するきわめて稀なトラブルが起きた。みんなが頑張ってくれて、力強いパフォーマンスを示した週末を、いい結果で締めくくれそうなポジションにいただけに本当に悔しいよ。スタートがうまく決まって、タイヤのマネージメントをしながら8位を走っていた。そこまでは、あらゆることが文句なしだったんだ。

 レースは時として残酷なものだ。けれども、僅差の争いをしていると、どうしてもこういうことが起きる。来週、またレースができるのを楽しみにしている。

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