飛行差し止めならず落胆 新田原騒音賠償命令

判決後に開かれた原告側の報告会。「差し止めが実現せず残念」と落胆の声も上がった=28日午後、宮崎市・県弁護士会

 新富町・航空自衛隊新田原基地の騒音訴訟で、国に総額1億2379万円の損害賠償を命じた宮崎地裁判決。原告は「騒音の違法性が認められた」と一定の評価を示したが、飛行差し止めを退ける判断には「根本的な解決になっていない」と落胆が広がった。

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