今日の「オモウマい店」は2時間SP!14段の超ロングソフトクリームなど圧巻!

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日本テレビ系で、本日19時から「ヒューマングルメンタリー オモウマい店 2時間SP」を放送する。放送では「食べきる前に溶けてしまうほど長い、14段のソフトクリームを130円で提供する老舗食堂」「東京なら4000円はくだらない大間産本マグロにぎりが2貫で400円」「“チャーハンはラーメンの潤滑剤”をモットーにすべての麺類にチャーハンの食べ放題をつける太っ腹店主」といった、“オモてなしすぎでオモしろいウマい店”が登場する!

オモウマい店① 人気過ぎて休憩が取れない中華夫婦

■埼玉県蕨市

古き良き町中華の雰囲気を残す人気店。その名物は、約3.5合、およそ4人前の白米を豪快に炒め、その上に大ぶりのエビが10尾ドドンとのっかる大盛りチャーハン(980円)。他にも、通常の7個分相当の約100gのシュウマイが3個で500円など、ボリュームと、それに見合わない価格に驚く。もちろんボリュームだけでなく味も大評判で、お客さんも、料理をほおばり「幸せすぎます」とこぼす。

ホテルニューオータニで修業し、「お客さんに安くいっぱい食べてもらいたい」と、28歳で独立した店主。妻と共に、まともに昼食をとる時間やトイレに行く暇もないほど忙しく、朝から深夜まで丸一日ほぼ立ちっぱなしで店を切り盛りする。「休みがなくても良い。金もなんにもいらない」と平然と言ってのける店主が愛しているのは、お客さんの笑顔と5人の孫。今回の取材も、「孫を映してくれるなら」とOKを出してくれた。「じぃじ、ばぁば、がんばれ~」。そんな孫の応援を受け、今日もじぃじは豪快に鍋を振るう。

オモウマい店② しみったれたことが嫌いな寿司店主

■愛知県武豊町

小学生の娘ふたりもホールを手伝う、家族経営のお寿司屋さん。店から車で20分ほどの距離にある常滑港へ通い、漁師からその日 取れた魚をカゴごと仕入れるのがこのお店の流儀。人気メニュー「ネギトロ寿司」は、2貫で一般的なネギトロの25貫分。

お客さんも「恐ろしいぐらいの量だね」とあっけに取られる盛りで、値段もなんと400円。「耳かきで乗せるようなネギトロはやりたくない。しみったれたこと嫌い。」と店主は語る。さらに、一般的なものの4貫分に相当する本マグロにぎり2貫が400円、そして、東京だったら4000円はくだらない大間産本マグロにぎりもなんと2貫で400円。

なぜこの値段設定なのか尋ねると「本マグロでもインドマグロでも、マグロはマグロだから」だという。「お金があったらお客さんに還元したい」いう店主の思いが、採算度外視のメニューの数々には込められている。

オモウマい店③ロングソフトクリーム食堂

■福井県越前市

創業61年、地元の人に長く愛されている老舗食堂。昔ながらの中華そば(600円)が評判で、他にも6人前相当の他人丼大盛り(1000円)や、5人前相当のカレーライス大盛り(900円)など圧巻のデカ盛りメニューが人気。「若いお客さんが多く、サービスで多めにとやっていたら今の量になった」のだという。

そして、このお店を語る上で外せないのが、手に持てる限界まで巻かれる約14段のロングソフトクリーム(130円)。「あっさりしていて食べやすい」と、老若男女問わず大人気。ただ、その大きさにより食べ切る前に溶けてしまい、手がベトベトになる人が多いため、店内には手洗い場まで常設している。先代が100円で販売をはじめたというこのソフトクリーム。もちろん儲けはないに等しく、冷凍保存するテイクアウト用のものを準備するためには、夜通し仕込まなければならない。だが「なくしちゃいけないと思う」と、現店主は先代のサービス精神を引き継いでいる。

オモウマい店④本格派の100円ラーメン

■神奈川県平塚市

子供連れでも楽しめる神奈川県・平塚市の人気居酒屋。人気メニューは、具だくさんの

五目かた焼きそば(900円)、玉子4個を贅沢に使ったネギ玉子チャーハン(680円)、豆腐3丁入りの麻婆豆腐(900円)……どれも3人前相当の大ボリューム。「こってりしていると他の料理が食べられないが、さっぱり食べられる」と名物ママが太鼓判を押すその料理は、横浜中華街に本店がある名店・華正樓で修業をしたという店主自慢の品。

さらに驚きなのが、なんと100円で提供されるラーメン(要一品注文)。なぜこんなに安いのか尋ねると「こってりしてたらお金は取れるけど、さっぱりしてるとお金を取れるもんじゃない」とママさん。しかも「コロナ禍の中、来てくれるなんてそんな幸せなことないでしょ」と無料で提供しており、ママはお客さんへの感謝を常に忘れない。

夫婦のように軽快な会話を交わす店主とママだが、じつは40年で3度の結婚と離婚を繰り返してきたちょっと訳アリな関係。それでもお店は40年、ずっと二人三脚。大晦日と元旦以外、363日働き続けるふたりは、これからもお店と共に歩んでいく。

オモウマい店⑤ご飯とみそ汁食べ放題 300円定食

■青森県八戸市

名古屋から約1000kmの距離にある青森県・八戸市。単身取材に訪れたディレクターだが、お店の屋根に不具合が生じ、臨時休業となるアクシデント。ディレクターはそのまま青森に留まり、店主の案内で、規格外の野菜を分けて頂いている畑なども見て回ることに。そして取材4日目にしてついに営業再開。名物は日替わりランチで、ある日のメニューは豚バラ焼き、魚フライ、煮物、サラダなどおかず4品に加え、ご飯&みそ汁が食べ放題で300円。さらに毎月3日・13日・23日は、メインに刺身がのって300円という太っ腹。「味が悪ければ来ない」と語る常連も全幅の信頼を寄せる美味しさで、お店は連日大盛況となっている。これだけ安いのにもかかわらず、15個集めると1回無料で定食が食べられるポイントカードがあったり、子どもにはおもちゃをプレゼントしたりと至れり尽くせり。「腹がいっぱいになったら、戦争・喧嘩は起きない」が店主のモットー。「儲けることは一番下、お客さんが喜ぶっていうのが先」との言葉通り、ランチ一食の利益はたった1円。それでも、訪ねた客のお腹を満たすことが店主にとっては最優先なのだ。

オモウマい店⑥安い!ウマい!2階が自宅の店

■埼玉県戸田市

番組スタッフがいろいろなお店を取材する中で発見した、安くておいしいお店を見つける法則。それは、「2階が自宅のお店は、安くてウマい!」

今回、埼玉県で発見したのは1階が店舗、2~3階が自宅の定食屋さん。創業33年のお店を切り盛りするのは、調理担当の父と、亡くなった母に代わって17年前からホールに立つ息子のふたり。お得な定食やセットが人気で、中でもオススメは約4cmの極厚ハムを揚げたハムカツ定食(820円)。ほかにも海鮮丼セット(870円)などなど、メニューも肉あり魚ありと豊富なため、毎日通っているお客さんも。

「胃袋がはじけるぐらいお腹いっぱいになって帰ってもらいたい」という思いから、ボリュームのある定食をお得に提供してきたふたり。なんとお店を維持するため親子とも無給で働き、息子さんにいたっては別の飲食店で週5でアルバイトをしながら深夜の清掃バイトも掛け持ち。そんな慌ただしい日々の中で楽しみにしているのが、週一度程度の外食。スタッフが同行すると、まさかの展開が待っていた!

オモウマい店⑦深く考えずタダでチャーハン食べ放題店主

■千葉県南房総市

1年半前にオープンしたばかりだが、すでに人気店となっているこのお店の名物は、自家製チャーシュー入りのしょう油ラーメン(500円)。ただでさえリーズナブルな値段に加えて驚きなのが、すべての麺類にチャーハン食べ放題が付くこと。「チャーハンはラーメンの潤滑剤みたいなものだから」と、チャーハン食べ放題を付ける理由を店主は語る。

チャーハンの食べ放題は「商売をやるのに必要な目玉商品」だというが、採算に関しては「2杯食べられたら赤字。深く考えてない。深く考えたら頭ハゲちゃうよ(笑)」と語る。

それだけでなく、従業員の時給も1200円と高水準な上に、さらに余分に渡したりすることも。「喜ぶ顔が見たいだけ。心が躍る。」と、誰もが心地よく過ごせる場所になることを常に目指している店主であった。

<番組概要>

日本全国には私たちの想像をはるかに超える“びっくりなお店”がたくさん!

まだ見ぬ『オモウマい店』を求め、スタッフが日本中を大捜査!

気になる店を発見したら飛び込みで交渉!

粘りに粘るリサーチと取材スタイル!

“グルメ馬鹿”なスタッフが日本全国を駆けまわり、オモウマい店を発掘!

お客様へのスゴすぎて笑えるサービスはいつしか尊敬に変わり明日を生きる勇気と元気がもらえます!

「ヒューマングルメンタリー オモウマい店 2時間SP」

日本テレビ系 6月29日(火) 19:00~20:54

 <番組出演>

MC:ヒロミ

進行:小峠英二

ゲスト:市川猿之助、井森美幸、DAIGO、おいでやす小田、

佐々木彩夏(ももいろクローバーZ)

番組HP: 

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