超強力! チョコプラ&シソンヌのユニット“チョコンヌ”が「キングオブコント」に参戦表明

2008年にスタートし、毎年TBS系で決勝戦を生放送している、コント日本一を決める大会「キングオブコント」。今年の大会から、即席ユニットでの参加が認められる中、チョコレートプラネット&シソンヌによる“チョコンヌ”など、実力派の芸人同士が新ユニットを組んで参戦を表明。エントリーの締め切りが、明日6月30日と迫る中、注目のユニットがコメントを寄せた。

「キングオブコント2014」で優勝したシソンヌ(じろう、長谷川忍)と、同大会で準優勝だったチョコレートプラネット(長田庄平、松尾駿)がユニットを組んだ“チョコンヌ”は、10年に結成し、これまで不定期ながらライブを開催してきた強力ユニット。

長田は「“チョコンヌ”は僕ら2組がまだ全然仕事がない時に、ユニットでやってみないか? というのがきっかけで、2010年以上前からやらせていただいてまして、今回は即席ユニット解禁ということで挑戦してみようじゃないかということになりました」と参戦への経緯を話し、相方の松尾は「おいでやすこがさんなども出てきますし、吉本新喜劇の人たちや大阪勢もめちゃめちゃ多く参戦すると思いますので、強敵ぞろいの大会になると思います」と今大会を予想した。

一方、長谷川は「奇しくも2014年のキングオブコントの決勝で戦った同志で、同期でのユニットです。今年限りという感じで挑戦してみようということになりました。皆さん応援してください」と話し、じろうは「ライバルはパーパーのあいなぷぅかな。金髪でド派手な衣装はスゴイよ」とネタ以外の部分も意識するこだわりを見せた。

また、おばたのお兄さんとひょっこりはんのNSC(吉本総合芸能学院)同期コンビが、俳優の勝矢と組み、“おかん”と命名したトリオで参戦。

おばたのお兄さんは「俳優さんの勝矢さんに出ていただくということで、僕らとしてはちょっと申し訳なさもありますが、3人の力があれば決勝に行ける。目指せ決勝! そして優勝します」と意気込み、ひょっこりはんは「ライバルはあらゆるアンチ活動をする人たちです! 今回ひょっこりはんもおばたのお兄さんも自分のキャラを脱いでやるのは初めてですので、日本中のいろんな人に見てもらいたい」とコメント。勝矢は「2人がメチャクチャ面白いものを作ると言っているので、僕はセリフを言っていれば面白くなるということですよね。(おばたのお兄さん、ひょっこりはんに)目指せ決勝じゃなくて優勝でいいよね?(笑)」と話し、3人の仲の良さをうかがわせた。

さらに、昨年の「R-1グランプリ」で決勝進出を果たした森本サイダーと、18・19年の「R-1ぐらんぷり」決勝進出の河邑ミクのピン芸人同士で組んだユニット“ミクミクサイダー”も参加。

森本は「あなたの街のスーパーマーケットで辞めそうなバイト、森本サイダーです。前々から小ネタとかを2人でやっていましたが、今回カッチリとしたコントがしたくてエントリーさせていただきました。僕も『R-1』に出てますし、少なからずおいでやす小田さんと何が違うねんというところもありましたので、ライバルかなと。今まで、ピン芸人がコンビ芸人のかたわらでされてきたことを、ピン芸人同士でぶちかましてやります」と意欲満々。河邑は「男芸人に口説かれ芸人の河邑ミクです。私もライバルはおいでやすこがさん。声が大きい感じの相方は同じですし、歌がうまい感じのおじさんは私たち2人とカブってるところもありますので、倒したいと思います」と、それぞれライバルの名を挙げるとともに今大会への意気込みを述べた。

そして、お笑いコンビ・アイデンティティ(見浦彰彦、田島直弥)と「ドラゴンボール」のベジータのものまねでおなじみのR藤本のユニット“アイデンR”。見浦が「よいしょ~“アイデンR”です。仕事でよく一緒になるユニットで今回『キングオブコント』挑戦します」と第一声を発すると、相方の田島は「オッス! オラ野沢雅子!」、R藤本は「戦闘民族サイヤ人の王子ベジータだ」と持ち前のネタであいさつ。その後、コメントを求められた3人はコント形式で、自分たちの強みは「戦闘力」だと抱負を述べ、最後は「みんなもぜってー見てくれよな!」のセリフとともに、3人でポーズを決め、早速トリオで息の合った様子を見せた。

このほか、17年の「女芸人No.1決定戦 THE W」優勝、21年の「R-1グランプリ」優勝のゆりやんレトリィバァとガンバレルーヤが組んだ“ガンバレルーやんレトリィバァ”も参加表明している。

なお、決勝戦の模様は今秋TBS系で生放送される(日時未定)。

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