新潟県村上市の高橋邦芳市長が定例会見、64歳以下のワクチン接種や東京五輪スケートボード事前合宿地選定について発表

村上市の高橋邦芳市長

新潟県村上市の高橋邦芳市長は29日に会見を開き、同市における65歳以上の高齢者の新型コロナワクチン接種状況について、対象者約2万3,000人のうちの9割が接種予約を完了し、そのうち1回目の接種を終えた人が66.7%、2回目の接種を終えた人が26.3%となっていることを明らかにした。

一方、同市で始まる64歳から12歳までの新型コロナワクチン接種では、優先度の高い順に、障害者手帳を所持する人や基礎疾患を持つ人、64歳から60歳の人には7月9日に接種券が送付され、8月1日から接種開始となる。

続いて59歳から40歳の人には7月19日に接種券が送付され8月1日から接種を開始し、39歳から13歳の人には7月29日に接種券が送付され8月29日から接種を開始する。12歳の人については、7月29日までに12歳になる人には7月29日に接種券が送付され8月29日から接種開始となるが、8月1日以降に12歳になる人誕生月の翌月に接種券が送付され、接種券の到着後に接種開始となる。

基礎疾患を持つ人は自己申告が必要で、接種予約と同様に予約専用サイト、予約相談窓口(クリエート村上、各支所)、コールセンター(0570ー001186)で申告が可能となっている。

このほか、東京2020オリンピック競技大会スケートボード日本代表内定選手オリンピック事前合宿地に同市が選定されたことを発表した。同市では以前から日本代表チームの事前合宿地の誘致に取り組んでおり、これが成功した形になる。

具体的なスケジュールとしては、ストリート種目では7月16日から7月19日の間、選手6人(男子3人、女子3人)が合宿に参加し、練習は村上市スケートパークで行われる。パーク種目では7月26日から7月29日の間、選手4人(男子1人、女子3人)が合宿に参加し、同会場にて練習が行われる。

パーク種目の選手には既に同市出身の平野歩夢選手が国内ランキングトップで代表内定がほぼ確定となっていることから、「本市としても二重三重の喜びである」(高橋市長)と述べた。

なお、スケートボード日本代表内定選手候補については、7月1日に一般社団法人ワールドスケートジャパンが記者会で正式に発表を行うという。

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