EURO2020は本日29日、ベスト16の最終日を迎える。
今晩行われるのは、イングランド対ドイツ、スウェーデン対ウクライナの2試合。強豪対決となる前者は世界的に大きな注目を集めそうだ。
そんなイングランド対ドイツの試合は、ユニフォーム的な視点でも注目すべき点がある。
すでにベスト8進出を決めた6チームをサプライヤーとともに見てみると…。
- デンマーク(Hummel)
- イタリア(Puma)
- チェコ(Puma)
- ベルギー(adidas)
- スペイン(adidas)
- スイス(Puma)
そう、Nikeの契約チームが1チームも残っていないのだ!
今大会、Nikeと契約しているチームは最多の9チーム。クロアチア、イングランド、フィンランド、フランス、オランダ、ポーランド、ポルトガル、スロバキア、トルコと、優勝候補から初出場国まで取り揃えていた。
しかし、ここ2日でオランダ、ポルトガル、クロアチア、フランスが次々と敗退。ベスト8進出の可能性を残すのはイングランドのみとなってしまった。
ワールドカップやEUROといった大会では近年、Nikeのユニフォームが常に上位を賑わせてきた。ここ5大会のベスト4の顔ぶれがこちら(※左から優勝、準優勝、ベスト4)。
■2010ワールドカップ
スペイン(adidas)、オランダ(Nike)、ドイツ(adidas)、ウルグアイ(Puma)
■EURO2012
スペイン(adidas)、イタリア(Puma)、ドイツ(adidas)、ポルトガル(Nike)
■2014ワールドカップ
ドイツ(adidas)、アルゼンチン(adidas)、オランダ(Nike)、ブラジル(Nike)
■EURO2016
ポルトガル(Nike)、フランス(Nike)、ドイツ(adidas)、ウェールズ(adidas)
■2018ワールドカップ
フランス(Nike)、クロアチア(Nike)、ベルギー(adidas)、イングランド(Nike)
ここ2大会はNike勢による決勝。にもかかわらず、今大会はベスト8を前にその可能性が潰えてしまった。
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最後の砦となったイングランドが果たしてどこまで勝ち残ることができるのか。
注目のイングランド対ドイツは、日本時間30日1:00にロンドンのウェンブリースタジアムでキックオフされる。