スノーピーク「コンボダッチデュオ」が使い勝手抜群!軽くて小さめサイズのダッチオーブンセット

スノーピークのダッチオーブンセット「コンボダッチデュオ」は、ポットやスキレット、プレートがセットになっており、これひとつで色々な料理が楽しめます。2人分の料理を作るのに最適な絶妙なサイズと軽さが使いやすさの秘訣!実際に愛用する筆者が、その魅力をご紹介します。

スノーピークのダッチオーブン「コンボダッチデュオ」は薄くて軽い! ポットにプレート、スキレットがセット

筆者撮影

スノーピークの「コンボダッチ デュオ」は、薄くて軽いダッチオーブンセット。

  • 直径18cmのポット
  • ポットに収まる2枚のプレート
  • ポットのボトムが収まるスキレット
  • リッド(フタ)
  • 着脱できるハンドル

がセットになっています。

【商品情報】
・サイズ
リッド/φ164×39(h)mm、スキレット/196×168×48(h)mm、ポット/188×172×101(h)mm、プレート/196×168×35(h)mm、ハンドル/30×120×8(h)mm
・重量
4kg(リッド/0.5kg、スキレット/0.7kg、ポット/1.3kg、プレート/0.65kg、ハンドル/0.1kg)
・セット内容
リッド×1、スキレット×1、ポット×1、プレート×2、ハンドル×2、収納ケース
・容量
ポット/1.6L(3合炊)、スキレット/0.8L
・材料
本体/ダクタイル鋳鉄(シリコン耐熱塗装)、ツル/ステンレス、収納ケース/10号帆布

アイテムはすべてひとつにスタッキングでき、専用の収納ケースにぴったりと収まります。

筆者撮影「まとめてスタッキング可能」
筆者撮影「専用の収納ケースにすっぽり」

筆者がコンボダッチデュオのことを知ったのは、グループキャンプでご一緒したファミリーが愛用されていたことがきっかけ。

コンボダッチデュオで作っていただいたニンジンのソテーがとても美味しかったので、我が家でも購入することにしました。

スノーピークのダッチオーブン「コンボダッチデュオ」レビュー! キャンプ場で実際に料理してみた

キャンプ当日、アウトドア用品店に立ち寄り、コンボダッチデュオの実物を確認して購入しました。

そのままキャンプ場へ直行し、さっそく料理に使ってみましたので、使ってみた感想や魅力を詳しくご紹介していきます。

【魅力1】シーズニング不要!買ってからそのまま使用可能

筆者撮影

表面にシリコン耐熱塗装が施されているため、シーズニング(使用前に行う油の焼き付け)をしなくても、そのまま使用することができます。

なおシリコン耐熱塗装は、初回に使用するまでの防錆を目的とした塗装のため、初回使用後は洗剤を使わずお湯で洗浄し、乾燥させてから植物油をまんべんなく塗って収納します。

まず子供たちが大好きなピザを。4歳と6歳の子供たちが、みずからトッピングに挑戦。

筆者撮影「ピザ作りのお皿代わりにも」

プレートが2枚あるので、兄妹で1枚ずつピザ作りができます。

筆者撮影「バーナーで炙れます!」

バーナーで炙るのもラクチン。美味しいピザが焼けました!

子供がまだ小さいので、やけどを防ぐため別のお皿に移して食べましたが、大人はプレートのままアツアツで食べるのがおすすめです。

筆者撮影「2品同時料理もラクラク」

続いてユニフレームのBBQ台「ファイアグリル」の上に、プレートを2枚並べて、アヒージョとステーキを同時に調理します。

プレートの合間でトウモロコシやシシャモも焼けるほど、プレートのサイズはコンパクトです。

それまではBBQ台でBBQをしながら、別途カセットコンロやバーナーでフライパン料理などをしていたのですが、コンボダッチデュオがあれば、BBQ台だけで料理が完結するので、とってもラクチン!

【魅力2】熱伝導性と蓄熱性が優れてる!朝食の目玉焼きもふっくらジューシー

キャンプの翌朝も、朝食づくりはコンボダッチデュオにおまかせ。

朝は炭火を起こすのは面倒なので、カセットコンロの上に網を置き、プレートで調理します。

筆者撮影「カセットコンロにもちょうど良い大きさ」

試しに目玉焼きを作ってみると、いつものフライパンとはまったく違う仕上がりに!フワフワジューシーな食感です。

筆者撮影「目玉焼きがふっくらジューシー!」

コンボダッチデュオは熱伝導性、蓄熱性に優れているため、焼き料理煮込み料理も美味しく仕上がります。

【魅力3】自宅のキッチンでも使えて、炊飯やおかず作りに大活躍! 毎日のお手入れもカンタン

コンボダッチデュオは、キャンプだけでなく自宅のキッチンでも大活躍。

ポットは1~3合炊きに最適で、ふっくら美味しいお米を炊くことができます。炊飯用の目盛りも付いていて便利です。

筆者撮影「炊飯用の目盛り付き」

毎朝のお弁当作りにもちょうどいいサイズ。

筆者撮影「お弁当用の冷凍ポテトもササっと焼ける」

ひとりランチ用に、パスタを作ることも。スキレットでパスタを茹で、そのまま炒めて「ワンポットパスタ」を楽しめます。

出来上がったらそのままお皿代わりにして、アツアツのまま食べられるので、洗い物も少なくとっても便利です。

筆者撮影「パスタを茹でてそのまま炒めて食べられます」

このように我が家では、コンボダッチデュオは朝食、お弁当作り、昼食、夕食とフル稼働しています。

コンボダッチデュオで作れる料理は幅広いので、バリエーションを増やしていくのも楽しみのひとつ。

▼こちらの本には、カンタンに作れるスキレット・ダッチオーブン料理がたくさん紹介されています。

お手入れは、お湯で洗って乾燥させ、オリーブオイルなどの植物油を塗っておけばOK。洗剤も要らないのでラクチンです。

強い汚れがついてしまっても、水を入れて煮沸してから洗えばスルッと汚れが落ちます。

筆者はコンボダッチデュオで鋳鉄製の鍋の良さを実感したので、自宅用の大きめなフライパンも鋳鉄製に買い替えようと考えています。

実際に使ってみてわかった注意点! 水気の吹き残しによるサビのほか、ハンドルの紛失に注意しよう

実際に使ってみて、注意が必要だと感じたことが2つあります。

まず使い終わった後は水気をよく拭き取ること。フタのつまみの穴や、取っ手の穴は拭きにくく、サビてしまいがちなので気を付けましょう。

筆者撮影「水気の吹き残しによるサビに注意」

もうひとつは、スキレット・プレート用の着脱式ハンドルが2本付属しているのですが、サイズが小さいのでキャンプ場で無くしてしまわないように気を付けましょう。

筆者撮影「ハンドルを無くさないように注意」

スノーピークのダッチオーブン「コンボダッチデュオ」をおすすめする人

薄くてコンパクトなダッチオーブンである「コンボダッチデュオ」は、特にこんな人におすすめです。

キャンプで色々な美味しい料理を作ってみたい人

コンボダッチデュオはコンパクトでありながら、「炒め物」「焼き物」「煮物」「揚げ物」など非常に幅広い料理ができるため、「キャンプで美味しい料理を色々作ってみたい!」という人には特におすすめ。

これからキャンプを始める予定で「キャンプで美味しい料理が食べたい!」という人はもちろん、「キャンプには慣れてきたけれど、もう少し料理の幅を広げたいな」という人にもおすすめです。

筆者は、キャンプでピザやアヒージョなど、これまで作ったことのなかった料理に挑戦できました。

筆者撮影「子供に人気のフライドポテトも気軽に作れる!」

また以前は自宅では揚げ物をする機会が少なかったのですが、コンボダッチデュオがあれば、少量の油でも気軽に揚げ物ができるため、自宅でもフライドポテトや天ぷらなどをよく作るようになりました

慣れてきたら、キャンプ場でも揚げ物に挑戦できたらなと考えています。

荷物をコンパクトにまとめたい人

コンボダッチデュオは、多機能でありながらコンパクトに収納できるのが魅力なので、荷物をコンパクトにまとめたい人にもおすすめです。

またコンボダッチデュオは、毎回すべてのアイテムを揃えて持って行く必要はありません

たとえばポットは自宅に置いておき、スキレットやプレートとハンドルだけならさらに軽量コンパクト。

使うアイテムだけ選べるので、シーンに合わせて荷物の量を調整できます。

「コンボダッチデュオ」でキャンプ料理がさらに楽しく美味しくなる! 軽くてコンパクトで使いやすい

筆者撮影

スノーピークのダッチオーブンセット「コンボダッチデュオ」をご紹介しました。

鍋やフライパンなどたくさんの調理道具を持って行かなくても、これひとつでキャンプで色々な料理を楽しむことができます。

筆者はダッチオーブンは重そうなイメージがあって敬遠していたのですが、コンボダッチデュオなら軽くてコンパクトなので取り回しやすく、すっかり愛用しています。

ソロキャンプからファミリーキャンプまで幅広いシーンで活躍し、家庭でも炊飯や料理に活用できるので、長く愛用できると思います。

コンボダッチデュオをお供に、美味しいキャンプ料理を楽しんでみてはいかがでしょうか?

▼そのほかのおすすめ「ダッチオーブン」や「スノーピークアイテム」など、こちらの記事もあわせてチェック!

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