EURO敗退のフランス、モウリーニョが指摘した「デシャンの交代ミス」とは

EURO2020でまさかの敗退となった優勝候補フランス。

スイスとのラウンド16は残り10分の時点で2点をリードしていたが、終了間際に追い付かれるとPK戦で散った。

そうしたなか、ジョゼ・モウリーニョ監督は『talkSPORT』でこんな指摘していた。

ジョゼ・モウリーニョ

「彼らはあまりにも早く楽しんでしまった。

ベンゼマの1点目は信じられないくらいすごかったし、ポグバの3点目も最高だった。

だが、その後、彼らはちょっと楽しんだ。

そして、デシャンはひとつのミスをした。それは私は何度も何度も考えてきたことだ。

延長戦がありうる場合、選手交代には注意しなければいけない。

89分にチーム内最高の選手のひとりであるグリーズマンをシソコと交代させた。すごいプレーをしていたグリーズマンを。

もし、延長戦がないなら、この交代はOKだよ。でも、延長戦があるなら、大きな賭けになる。

延長戦の可能性があるなら、最高の選手を交代させてはいけない」

フランスは1点をリードしていた88分に守備を固めるためにグリーズマンを交代させた。

だが、モウリーニョは延長戦のことを考えて、ピッチ上に残しておくべきだったと指摘していたのだ。

【動画】なぜ交代させた…グリーズマン、EUROでの絶品打開シーン

また、モウリーニョは、延長戦でのフランスにはパワーがなかったので勝てるようには思えなかったとも述べていたようだ。

© 株式会社ファッションニュース通信社