佐世保 県民宿泊割引の適用見送り 長崎県、コロナ感染拡大うけ

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佐世保市民に夜の繁華街への外出自粛などを呼び掛ける中村知事=県庁

 長崎県の中村法道知事は29日の臨時記者会見で、7月1日から再開を予定している県民限定の県内宿泊割引キャンペーンについて、新型コロナウイルスの感染が拡大傾向で推移している佐世保市への適用を当面見送ると発表した。
 県によると、県内の直近1週間の新規感染者は51人で、うち同市が約7割の36人を占める。若者を中心に飲食の場での感染事例が多く、そこから家庭や職場に持ち込まれて拡大。飲食店従業員の感染も多いという。
 県民宿泊割は同市民の利用と同市内の宿泊施設への適用を当面見送る。知事は再開時期について、同市に対する県独自の5段階の感染ステージが「(現在の3から)2、1へと下がる状況が確認でき次第判断したい」と述べた。
 同市では市街地周辺の飲食店を対象とした包括検査を継続し、陰性が確認された従業員らにワクチン接種を推進。クラスター(感染者集団)が発生している海上自衛隊でもスクリーニング検査を実施し、感染封じ込めを図る。
 また県は同市民に対し▽夜の繁華街への外出▽家族以外との会食▽飲食店従業員の飲み歩き-を極力控えるよう呼び掛けている。

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