【ノア】ナショナル王者・杉浦 2冠王へ死角なし!前代未聞の防衛プラン明かす「ダブルヘッダーでもいい」

杉浦(右)は丸藤を撃破しての2冠王に自信満々だ

ノアのGHCナショナル王者・杉浦貴(51)が新たな防衛ロードを明かした。7月11日仙台サンプラザホール大会でGHCヘビー級王者・丸藤正道(41)に挑戦。勝てば史上初の両王座2冠王になる。「2本のベルトは明らかに存在価値が違う。今回は挑戦試合になったけど、純粋に今の強い丸藤正道と戦いたかっただけ。ナショナルとGHCのベルトを同時に持って、それぞれの防衛戦で価値を高めたい。俺は両方の王座で歴史をつくってきたという自負もある」と断言した。

2019年11月に初代ナショナル王者となり4度の防衛に成功。今年4月には藤田和之から王座を奪還した。GHCヘビー級王座連続防衛も歴代史上最多の14回を誇る。史上最年長記録は前王者武藤敬司に大幅更新(58歳1か月)されたが「これで60歳までやる目標ができたよね。この記録を破るまでは辞められない」と闘志は尽きない。

さらには「2冠王になったら月2回は防衛戦をやらないと。ビッグマッチではナショナルとGHCの防衛戦、ダブルヘッダーでもいい。『杉浦貴ワンマンショー』だな。寝る間もないけど、ギャラも2試合分出るな、ムフフ…」と前代未聞の防衛プランも立てている。

13日配信大会では丸藤をフロントネックロックでギブアップさせて挑戦が決定。27日配信大会では丸め込みで逆に3カウントを奪われたが「俺は完全にギブアップを奪っているから。ただ相手は何を出してくるか分からない。いずれにせよ完全なギブアップか3カウントで勝つ」。史上初のGHC&ナショナル2冠王へ向け死角なしを強調した。

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