スペイン1部バルセロナは東京五輪に臨むスペイン代表に選出されたMFペドリ(18)を選手リストから外すことを求めていると、英紙「デーリー・メール」が報じている。
同紙によると、バルセロナ加入1年目のペドリは公式戦52試合(リーグ37試合)に出場した期待の若手選手。現在開催中の欧州選手権の同国代表メンバーにも名を連ねており、大会直後に東京五輪へ参戦することになるため、バルセロナ側はペドリの肉体に大きな負担がかかるのは避けられないことを懸念しているという。
また、欧州選手権と五輪はプレッシャーのかかる大会とあって、来季のスペインリーグ開幕前にペドリがモチベーションを低下させ〝燃え尽き症候群〟に陥ることも不安視。そこでバルセロナはスペイン連盟に東京五輪代表メンバーからの除外を申請。近日中にもルイス・ルビアレス会長と会談を行う予定だ。
スペインは東京五輪1次リーグでエジプト、オーストラリア、アルゼンチンと同組。大会前にはMF久保建英(20=レアル・マドリード)率いる日本と親善試合で対戦する予定だが、ペドリはスポーツの祭典に参加できるのだろうか。