横浜市長選を巡り、出馬を表明している小此木八郎氏(56)=衆院神奈川3区、自民党=が、同党横浜市連幹部に市長選での支援を打診したことが30日、分かった。
関係者によると、小此木氏は同日午後の県連総務会に出席後、市連事務所で複数の幹部と面会。「自民党がこれまでやってきたIR(カジノを含む統合型リゾート施設)の推進とは逆の考えなので推薦をいただく立場も資格もないが、支持をいただけるのではあれば考えてもらえないか」と投げ掛けたという。
小此木氏は6月25日の出馬会見で、IRについて「横浜への誘致を取りやめる」と明言。「自民党や公明党、あるいはその他の政党、それ以上に市民の多くの皆さんから支持を得たい」と話していた。