沖縄県高野連がクラウドファンディング 夏の大会開催費募る「今のままでは継続に危機感」

 沖縄県高校野球連盟(川畑三矢会長)は30日から、7月3日に開幕する第103回全国選手権沖縄大会の開催費用を調達するため、クラウドファンディング(CF)を始めた。目標額は300万円で、7月末まで支援を募る。1口千円から支援できる。

 新型コロナウイルスの影響で、入場料収入が激減し「県高野連の財政もこの1年で大きく悪化した」と説明した。加えて、感染症対策に必要な消毒液や備品の費用もかさみ「今のままでは沖縄大会を継続することが難しくなってしまうのではないかという危機感すらある」と語る。CFを通じて「選手が練習の成果を発揮できる舞台を続けるため、ご支援をお願いします」と協力を呼び掛けた。

 CFサイト「A―port」から申し込み可能。
 詳細はhttps://a-port.asahi.com/projects/kouyaokinawa2021/

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