7月4日に投開票日を迎える東京都議会議員選挙。みなさんのお手元に「投票券」は届きましたか?
選挙の時に自宅等に届く「投票券」。この投票券をなくしてしまった場合、どうしたらいいかわからなくて困ってしまうかもしれませんが、大丈夫です!投票することは可能です!
「投票券がないから選挙に行くのは無駄」、「投票券をどこにしまったか探すのが面倒だから選挙には行かない」とお考えの方がいらっしゃるかもしれませんが、そんなことはないのです。
この記事では、選挙の投票券をなくした時の対処法をご紹介します。
※この記事は「投票券が届いたけどなくしてしまった」人に向けたものです。「投票券が届いていない」という場合は、世帯主の方への確認や投票所係員への申し出をおすすめいたします。
「あの券」「あの紙」=投票券、持ってなくても投票できます
選挙の期日までに届く紙は、正式名称を「投票所入場券」、通称「投票券」といいます。
投票をするとき、通常ですとこの券を持って投票所に行くという流れですが、紛失しても投票する権利を失ったことにはなりません。
実は、投票券がなくても、本人確認さえできれば投票をすることは可能です。
投票券はあくまでも棄権を少なくしたり、投票所での手続をスムーズにしたりするためのものなので、必ず投票時に持っていなければならないルールはありません。
また、期日前投票、当日の投票どちらについても、同じように投票券なしでの投票が可能です。
ただし、期日前投票所や当日の投票所として指定された場所以外での投票はできませんので、自分の投票場所についてはあらかじめ確認しておきましょう。
選挙での投票には、実は手ぶらで何も持たずに行くことが可能なのです。
【関連】投票のハガキをなくした!どうしよう【投票の際の持ちもの】
【関連】手ぶらでもOK、何も知らなくてもOK、身体ひとつで投票に行こう!
【参考】栃木県選挙管理委員会選挙Q&A Q3投票所入場券をなくした!
投票所で行う本人確認とは?必要なものはあるの?
「投票券がなくても投票が可能」と分かったところで気になるのは、本人確認のために必要なものが何かや、どうやって本人確認を行うかですよね。
本人確認の方法は自治体によって異なりますが、福岡県北九州市選挙管理委員会によると、誕生日などの簡単な質問への回答が求められるそうです。
つまり、何も持たずに手ぶらで投票に行っても本人確認はできるのです。
※運転免許証や保険証、マイナンバーカードといった身分証明書があると、さらにスムーズに本人確認を進めることができます。
また、本人確認時には、印鑑や特別な書類などは必要ありません。
【参考】選挙の投票に行きたいのですが、何をもっていけばよいのですか
【参考】栃木県選挙管理委員会選挙Q&A Q3投票所入場券をなくした!
投票券をなくしたときの対処法まとめ
最後に、投票券をなくしたときの対処法をまとめます。
・基本的には何も持たず、手ぶらで投票所へ行っても投票は可能
・運転免許証、保険証、マイナンバーカードなどの身分証明書がある人は、投票所に持っていくと本人確認がスムーズになる
・印鑑や特別な書類は必要ない
・期日前投票でも当日投票でも、対処法に差はない
もし7月4日の都議選の投票券をなくしてしまっていても、投票は可能です。
投票券をなくしてしまっても、「選挙で投票できる権利」はなくなりません。
ぜひあなたの大事な一票を投じてきてください。
(執筆協力:ゆゆ)