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鹿追町にある洋食レストラン「カントリーパパ」は、地元の食材をふんだんに使ったボリューム満点の料理が食べられるとあって、幅広い人気を誇るお店です。しかしレストランにしては、あまりにも広い敷地。なんと総面積は5000坪もあるのです。一体どういうことなのかと実際に訪れてみたところ、やはり単なる洋食レストランではなかったようで……。
カントリーパパに来店してメニュー表を開くと、きっと誰もが悩ましい気持ちになるはず。どれもこれもおいしそうで、いろいろ食べたくなってしまうからです。そんな時におすすめなのが「農園ランチ」(税込1320円)。10種類以上もの食材がワンプレートにまとまった、まさにインスタ映えしそうなメニューです。
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実はこれ、店の代名詞とでも言うべき一品なのです。カントリーパパはもともと麦や小麦、ジャガイモ、豆などを作る農家でした。昭和の終わり頃になると農村を一般にも開放し、イチゴ狩りをはじめるように。するとお客さんから「ここで食事もできたらいいのに」と言われるようになり、レストランを開業したのです。つまりファームレストランだから、これだけの新鮮な野菜をふんだんに使った農園ランチが実現したというわけです。
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もうひとつ、おすすめメニューを紹介しておきましょう。「チキンのハーブ焼き」(税込1210円)です。十勝産の鶏もも肉を、オリジナルにブレンドしたハーブと共に焼き上げています。カントリーパパのメニューは、ほぼすべてが地元食材。たとえば野菜はシーズン中は自家製のものを使用し、それ以外は鹿追産のものを調達しています。メニュー表の写真がどれもおいしそうに見えたのは、新鮮な食材を使用しているからこそ、なのかも!
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木を基調とした店内で食事を満喫した後は、外にも目を向けてみましょう。カントリーパパの敷地総面積5000坪のうち、なんと4000坪に芝生が植えられています。ポニーやヤギも飼われていて、子どもたちに大人気。何より広々とした芝生の空間は、そこに立つだけで大人たちもリフレッシュできそうです。
また、6月の第3日曜日には、毎年この芝生上にたくさんのクラシックカーがズラリと集結します。「カンパパ車バカの集い」と呼ばれるイベントで、もう20年以上も続いているというから驚きです。圧巻の光景は、名車ファン垂涎ですよ。
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最後にもうひとつ。この敷地内には、なんと宿泊可能なコテージも2棟あるのです。1棟につき大人4名が宿泊でき、キッチンがあり、調理器具や食器類も揃っています。ここを拠点にして、滞在型の十勝観光を楽しむお客さんも多いのだとか。
やはり単なる洋食レストランではなかったカントリーパパ。趣味や目的に合わせ、多彩なお楽しみが詰まったファームレストラン、ぜひ一度訪れてみてはいかがでしょう。
カントリーパパ
住所:北海道河東郡鹿追町鹿追北5線11-1
電話:0156-66-2888
公式サイト:
ライタープロフィール
北海道観光カメライター ぶちねこ
北海道の観光スポットや観光施設につながりをたくさん持ってる「ぶちねこ」です。北海道に住んでいると当たり前に思っているものでも、素晴らしい資源がたくさんあります。そんな素敵な北海道の魅力を発信していきます。