【レビュー】スノーピーク『クラシックケトル』は直火OK!アウトドアでもお家でも大活躍!

本記事では筆者が5年以上愛用しているスノーピーク(Snow Peak)の『クラシックケトル』をご紹介します。キャンプではもちろんのこと、お家でも常にキッチンに置いているほどお世話になっている『クラシックケトル』の魅力をレビューしました。

スノーピーク『クラシックケトル』の基本スペックをご紹介

筆者撮影 縦長のシンプルで美しいデザイン

スノーピーク クラシックケトルの基本スペックをご説明します。

<基本スペック>
サイズ Φ115×247mm
重量 690g
容量 1.8L
材料 ステンレス(18-8)

クラシックケトルは、縦長で高さは247mm容量は1.8Lと、ケトルとしては比較的大型です。

たくさんのお湯を沸かすことができるので、グループやファミリーの大人数でコーヒーを淹れる時などにとても重宝します。

ただ、底の大きさがΦ115と小さめなので、カセットコンロやグリルによっては、ゴトクに置けないことがあるので注意です。

筆者が所持しているイワタニのカセットコンロは、ゴトクが大きくてクラシックケトルの底がはまってしまいました。

ゴトクに底がはまってしまう場合は、網をゴトクの上に乗せて、その上にケトルを置けば問題なく使用できます。

【レビュー】スノーピーク『クラシックケトル』は細かい機能に秀逸なデザインが魅力!

ここからは、スノーピーク『クラシックケトル』の魅力をご紹介します。

注ぎ口が開閉可能で固定できる!

筆者撮影 注ぎ口のフタが灰や煙の侵入を防いでくれます

おすすめポイント1は「注ぎ口」です。

スノーピークのクラシックケトルは、注ぎ口にフタが付いており、煙やススなどの侵入を防いでくれます。

私がクラシックケトルを購入した理由は、この注ぎ口のフタでした。

クラシックケトル購入前はお鍋でお湯を沸かしていたのですが、お湯に煙の臭いがついたり、灰が入ってしまったりと、せっかく淹れたコーヒーが飲めないことがしばしばありました。

筆者撮影 注ぎ口のフタを固定すると、上フタも固定できます

また、お湯を注ぐときは、フタを固定できるのでドリップコーヒーを入れるときにもとても重宝しますよ。

また、ケトル内の上部に板がついており、注ぎ口以外からお湯がこぼれないようになっています。

筆者撮影 お湯が上フタからこぼれないように板がついています

耐熱グローブでも握りやすいハンドル

筆者撮影 頑丈なハンドルがポイント!

クラシックケトルはステンレス製で、火にかけるとハンドル部分が熱くなるので、お湯を注ぐ時は耐熱グローブが必要になります。

そのため、クラシックケトルはハンドルが大きく作られており、耐熱グローブを使用しても握りやすい設計になっています。

筆者撮影 耐熱グローブやミトンでもつかみやすい!

さらにハンドルが二重になっているので強度が高く、耐熱グローブ越しでもしっかり握っている感覚を感じることができ、ハンドルを持った時の安定感が抜群です。

また、ハンドルの角度がすこし斜めになっているため、持ったときに自然と注ぐ方向にケトルが傾くようになっており、全く違和感なくお湯を注ぐことができます。

注ぎ口やハンドルの大きさ・角度など、細やかなデザインにスノーピークのこだわりを感じます。

直火OK!焚き火でお湯が沸かせる!

筆者撮影 吊り下げ用のハンドルがついています

クラシックケトルは、オールステンレスなので直火OKです!

さらに、クラシックケトルは吊り下げ用のハンドルがついているので、トライポッドなどで吊り下げて使用できます。

筆者も何度も焚き火で使用していますが、熱による変形もなくガタつかないので、5年以上使い続けられています。

使えば使うほど味が出てくる

筆者撮影 焚き火によるムラもいい味になっています

スノーピークのクラシックケトルはシンプルゆえに飽きが来ないデザインで、長年使っていても古さを全く感じません。

さらに、キャンプで何度も使っているとススや汚れがついてきてしまいますが、それが味になってきます。

昔から使っているお気に入りのギアとしてサイトのこなれ感を演出してくれること間違いなし!

元々のデザインが良いからこそ、使用感に味が出てくるのだと思います。

スノーピーク『クラシックケトル』はこんな人におすすめ!

スノーピーク クラシックケトルはこんな人におすすめ!というポイントをご紹介します。

石油ストーブをもっている人

筆者撮影 アラジンの石油ストーブと相性ピッタリ!

クラシックケトルは焚き火での使用はもちろんおすすめですが、さらに石油ストーブとの相性が抜群です!

アラジンなどの石油ストーブは、上部でお湯を沸かしたり、ちょっとした調理などが可能ですが、サイズもデザインもピッタリ!

冬キャンプでは、ストーブでテント内を温めながら、クラシックケトルでお湯を沸かしてコーヒーやスープを作ることができます。

お家では、部屋を暖めながらお湯を沸かして、余ったお湯をポットにためておけば、料理に使ったりお風呂に入れたりと様々な場面で活躍してくれますよ。

筆者の家では、冬はクラシックケトルでお湯を沸かしておいて、味噌汁やスープに使ったり、お風呂に入れたりと毎日活躍しています。

※注意点!

お家で石油ストーブにのせてケトルを使う場合には、注意点があります。※クラシックケトルに限った話ではありません。

石油ストーブでお湯を沸かす場合、爆発的にお湯が沸く突沸という現象に注意が必要です。

石油ストーブでケトルを使用する際は、ケトルの中に素焼きの陶器のかけらなど、中に空気が多く入ったものを入れておくと突沸を防ぐことができます。

筆者撮影 中に素焼きなどのものを入れておくと防げます。

なお、素焼きの陶器のかけらなどを再利用する場合は、良く乾かしてからでないと効果が発揮できませんのでご注意を!

一生使えるケトルを探している人

筆者撮影

スノーピーク クラシックケトルは一生使えるキャンプギアです。

製品自体はオールステンレスにより錆びにくく、熱による変形もほとんどありません。

ケトルの内部の溶接もしっかりしているため、水が漏れたりする心配もなく、今まで不満に思った点がほとんどありません。

使えば使うほど味の出てくるデザインも飽きが来ないので、一度手にすると手放したくなくなる一生モノのキャンプギアです。

スノーピーク『クラシックケトル』をおすすめしない人!

続いては、スノーピーク『クラシックケトル』をおすすめしない人を紹介します。

ソロキャンプがメインの人

クラシックケトルは容量1.8L、大きさ247mmと大人数の仕様になっているため、ソロキャンプには向きません。

ソロキャンプメインの方は、軽くて容量が1L程度の小型ケトルや、クッカーと兼用できるタイプなどがおすすめです。

すぐお湯が沸くケトルが欲しい人

クラシックケトルはオールステンレスで縦長のケトルのため、ケトル全体に熱が行き渡るのに、少し時間がかかります。

早くお湯を沸かしたい方は、材質がステンレスではなく銅製またはアルミ製の方がおすすめです。銅やアルミはステンレスに比べ熱伝導率が高いので、水に熱が伝わりやすく、すぐにお湯を沸かすことができますよ。

また、底が広いやかんタイプの方が広い面積で火の熱量を受けることができるので、さらにお湯が早く沸かせられます。

スノーピーク『クラシックケトル』の口コミ・評判

スノーピーク『クラシックケトル』は1年中使える一生モノのキャンプギア!

本記事では筆者が愛用するスノーピーク『クラシックケトル』の魅力をご紹介しました。

機能性・デザイン・品質を全て兼ね備えたケトルを見つけるのは難しいですが、それを実現してくれたのが、スノーピーク『クラシックケトル』です。

さらにアウトドアだけでなく、キャンプのシーズンオフでもお家で活躍してくれるので一年中手放せません。

一年を通して活躍してくれる一生モノのキャンプギア、スノーピーク『クラシックケトル』を是非チェックしてみてくださいね。

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