ウオロク(新潟市中央区)が、ウオロク中条店(新潟県胎内市)を拠点にする移動販売を行う移動スーパー「とくし丸」2号車の出発式

株式会社ウオロク(新潟市中央区)は1日、スーパー「ウオロク中条店」(新潟県胎内市)を拠点に小型トラックで移動販売を行う移動スーパー「とくし丸」2号車の出発式を行った。同市内の決まったコース(3コース)を巡回し、日常の買い物に不便を強いられている高齢者や身体の不自由な人などに商品を販売する。

積み込むのは、生鮮品を含むウオロク中条店の商品400品目(1,200点)で、家を1軒ずつ訪問し商品を届ける。訪問エリアは、月・木曜日が、表町、北本町、新栄町、西栄町、西本町、本町。火・金曜日が、あかね町、草野、坂井、柴橋、高畑、西本町、東川内、宮瀬。水・土曜日が小船戸、関沢、つつじが丘、寅田、二葉町、星の宮町、飯角。

訪問エリアは今後拡大していく予定だ。

一方、出発式には株式会社ウオロクホールディングスの本多伸一代表取締役社長のほか、新潟県胎内市の井畑明彦市長が来賓として出席した。本多社長は、挨拶の中で「5月20日にこの場所(胎内市役所近く)に中条店を(移転)オープンさせていただいた。胎内市内の広域から大勢のお客様にお越しいただき、感謝している。しかし、この店にお越しいただきたいと思いながらも、高齢の方、体の不自由な方などなかなかお越しになれないお客様もいる。こうした方の生活をお手伝いさせていただきたく、移動販売という形で私どもの商品をお届けさせていただく」などと話していた。さらに移動販売を通じて、見守りなども行なっていきたい方針も語っていた。

同社では昨年11月、ウオロクコモ店(新潟県新発田市)を拠点に移動スーパー「とくし丸」1号車の運用を始めている。

移動スーパー「とくし丸」2号車

ウオロク中条店

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