【大相撲】6場所連続休場中の白鵬が進退をかけて名古屋場所出場へ 師匠が明かす

新しい綱を締める白鵬

大相撲の横綱白鵬(36=宮城野)が名古屋場所(4日初日、愛知県体育館)に出場することが決まった。師匠の宮城野親方(63=元幕内竹葉山)は1日に報道陣の電話取材に対応し「出場します」と明言した。

ここまで白鵬は6場所連続で休場中。横綱審議委員会からは「引退勧告」に次いで重い「注意」を決議されている。3月には右ヒザの手術を受け、名古屋場所で進退をかける意向を示していた。

横綱の現状について、宮城野親方は「(部屋の)関取衆と稽古をやったり、普通通りに稽古をしている。(右ヒザは)サポーターをつけて稽古をやっている。前に比べたら、だいぶ痛みもなくなった。以前の体に戻ってきたし、本人も『足の痛みもない。調子がいい』と言っている。今回、完全にかけているでしょうから。本人は精一杯やってダメだったらという感じは持っていると思いますので。僕なんかが言うより、本人が一番分かっていること。本人に任せるだけ」と話した。

© 株式会社東京スポーツ新聞社