【東京パラリンピック】難民選手団から6人が出場 橋本会長「安全・安全な受け入れ体制の整備に万全を期す」

橋本聖子会長

国際パラリンピック委員会(IPC)は1日までに、東京パラリンピックで結成する難民選手団として、シリアやアフガニスタンなど4か国出身の6選手が出場すると発表した。

2016年リオデジャネイロパラリンピックは、男子2選手のみだったが、東京パラリンピックには男子5選手、女子1選手で構成される。

東京五輪・パラリンピック組織委員会の橋本聖子会長(56)は「前回のリオ2016大会に続く、東京2020パラリンピック競技大会へのパラリンピック難民選手団の参加を歓迎します。難民選手団が、競技を通じて世界に人間の努力、くじけぬ力、希望を示し、平和への願いと共に最高のパフォーマンスを発揮することを期待します。東京2020組織委員会は、国際パラリンピック委員会(IPC)ならびに関係自治体などと引き続き連携・協力し、難民選手団の安全・安心な受け入れ体制の整備に万全を期してまいります」とコメントした。

難民選手の特別参加は、リオデジャネイロパラリンピックで初めて認められた。

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