岡山県の路線価 5年ぶりに下落に転じる 新型コロナ影響で

土地の評価額の基準となる岡山県の路線価が発表されました。新型コロナウイルスの影響で下落しています。

岡山県の平均変動率は0.4パーセント下がり2016年以来、5年ぶりに下落に転じました。

岡山県で路線価が最も高かったのは岡山市北区本町「市役所筋・東側」で1平方メートル当たり148万円でした。
2020年まで7年連続で上昇していましたが2021年は横ばいでした。

担当した不動産鑑定士によりますと、新型コロナの影響で飲食・小売り・ホテル業など対面サービスの需要が減り、県全体の下落につながりました。

2018年の西日本豪雨で甚大な被害を受け翌年14.7パーセント下落した倉敷市真備町は、0.9パーセントの上昇に転じました。

© 株式会社瀬戸内海放送