【新型コロナ】横浜市立中の教職員クラスター拡大、12人に 臨時休校延長 市教委は学校名明らかにせず

 新型コロナウイルス感染症を巡り、教職員間でクラスター(感染者集団)が発生した横浜市立中学校で、新たに教職員2人が感染したことが1日、市教育委員会への取材で分かった。同校では6月23日から始まった臨時休校を7月11日まで延長する方針という。

 市が校内の感染状況や感染経路を調べているが、これまでに生徒の感染は報告されておらず、全生徒を対象に行ったPCR検査でも全員が陰性だった。

 同校に関係する感染者は教職員12人となり、うち4人が中等症で、残り8人は軽症とみられる。

 市教委は学校名を明らかにしていない。市教委の担当者は「同校は文部科学省が定めたガイドラインに沿った感染対策を行っており、感染が拡大した理由に心当たりはない」としている。

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