巨人・松原聖弥外野手(26)がまたまたパンチ力を見せつけた。
1日の広島戦(東京ドーム)は先発した菅野が3回途中4失点でKOされ、序盤から大きなリードを許す形に。原監督が早々と菅野―小林バッテリーを交代させる展開となるなか、1番打者の松原が指揮官の表情に笑顔を取り戻させた。
0―4の3回無死一塁の場面で、松原は高橋昂の直球を右中間スタンドに叩き込み、2点差に詰め寄った。ベンチで出迎えた原監督も大きな目を見開き、会心のグータッチだ。
この時点で松原は8本塁打となり、チーム内で7本と並んでいたウィーラーと大城を突き放す形となり、丸と並ぶ3位タイに浮上。日ごろから「出塁率」を意識しながらプレーを続けているが、身長173センチの松原が繰り出すパワーも大きな武器となっている。