巨人の宮本和知投手チーフコーチ(57)が、2戦連続3回途中KOとなったエース・菅野智之投手(31)の再調整を示唆した。
1日の広島戦(東京ドーム)で18日ぶりに復帰も3回途中4失点で降板。試合後、取材に応じた宮本コーチは「今日、ブルペンではいいボール投げていたんですよ。これはやっとトモ(菅野)に戻ったかなというところだったんですけど…」と期待を持って送り出したという。
だが初回わずか5球で失点すると3回に2被弾で4失点。「マウンドにいくとちょっとバランスも悪いですし真っすぐもいかないし、すべてに関していいボールもないですし。何とかトモだから3回までいけたというのもあるし。もう一度、すべてに関して体のメカニックを整えないとというのはありますよね」と同コーチは時間が必要との見解を示した。
菅野とは取材後に話し合いをするとしたうえで、同コーチは「ちょっとボクの中では次の登板は難しいのかなというのはあります」と再調整のため登録抹消の可能性を示唆した。果たしてエースの決断は。