「ソウドリSP」で錦鯉、ミキ、空気階段ら6組が賞金200万円を懸けて激突! MC・有田哲平「間違いなく面白い」

TBS系では7月6日に、くりぃむしちゅーの有田哲平がMCを務めるバラエティー「賞金奪い合いネタバトル ソウドリ~SOUDORI~」(午後10:00。レギュラー放送は月曜深夜0:58、一部地域除く)の1時間スペシャルを放送。ソウドリCEO・ドンアリタに扮(ふん)する有田をはじめ、ゲストMCを務めた夏菜、進行役のTBSアナウンサー・宇賀神メグ、野村彩也子がコメントを寄せた。

今年4月にスタートした同番組は、有田選りすぐりの人気芸人たちが渾身(こんしん)のネタで対戦し、賞金を奪い合う前代未聞のネタ番組。勝者は対戦相手が持つ賞金を略奪し、敗者は無一文に。漫才、コント、ピン芸、何でもありの総合お笑いトーナメントだ。番組開始時に「深夜級の番組ではなくメジャー級。必ずまた違った枠で、すごい景色を見せられることになると思います」と語っていた有田だが、その言葉通り、スタートから約2カ月という異例の早さで今回の昇格。「あくまで10時ですから。これからも8時、7時とどんどん上がっていって、いつか早朝の番組にしていきたい。1周回ろうと思ってますから! 必ず約束する!」と鼻息を荒くした。

今回は、スペシャルにふさわしいマッチメークが決定。Aブロックでは、漫才の賞レースでファイナリスト常連の3組、オズワルド(畠中悠、伊藤俊介)、錦鯉(長谷川雅紀、渡辺隆)、ミキ(‎亜生、昴生)が激突。そして、Bブロックでは世代の違う、おいでやす小田、空気階段(水川かたまり、鈴木もぐら)、ずん(飯尾和樹、やす)がコントバトルを展開。Aブロックの優勝者とBブロックの優勝者で行われる最終決戦では、漫才VSコントでの激突となる。

収録を終えた有田は「お客さんもへとへとに疲れるぐらい笑ったので、僕がこんな格好をしていたって、『なんだこの格好は!』とか誰も言わないですから。それぐらい出場者の皆さんが、精いっぱいやってくれて、笑いの渦を巻き起こしてくれたってことなんで、間違いなく面白い番組になっていると思います」と手応えを語る。

“ドン有田お付きのクイーン”ナツナ・アマゾネスとして出演した夏菜は「イメージができないので、YouTubeを送ってくださいって言いました。有田さんの動画を見せていただいて、『これにくっついているクイーン的な感じだよ』と言われたんですけど、やっぱり(キャラは)見つかなかったですね(笑)」とキャラ作りに苦労したことを明かす。

有田が「“ナツナ・アマゾネス”というキャラクターもかなりの見どころ。番組中にどんどんキャラを変えてきますんで」と話すと、夏菜の様子を見守った両アナも「キャラの迷走ぶりといいますか…探りつつある感じが、見どころです」(宇賀神)、「七変化されているので、見応えがあると思います」(野村)と、その奮闘ぶりを称えた。

そしてスペシャルということで、優勝賞金200万円を懸けた戦いとなることから、「もしも一晩で200万円を手にしたら何をする?」という質問も。これに対して、有田は「普通の有田さんだったら、子どもの将来の成長のための貯金っていうとこだけど、ドン・アリタなら、クルーザー船を借りてシャンパンで乾杯よ!」と語り、夏菜は「(普段の)夏菜なら、新婚だから、新婚旅行に使うわよ。でもナツナ・アマゾネス的には、いい男をいっぱい連れてきて、家でパーリーね。踊らせるわ! 裸の男を!」とキャラクターになりきって発言。

さらに、宇賀神アナは「宇賀神メグとしては、プレステをたくさん買いたいけど、メグ・ウガジンとしては、世界1周旅行に行きたい」、野村アナは「野村彩也子としては、引っ越し資金にしたいですが、サヤ・ノムラとしては、人生で1回は行ってみたいラスベガスで豪遊ですね」と話し、有田に「200万円、1点張りだよね」と乗っかられると、「そうでうね、1点張りです」と身振りをつけつつ話した。

最後に、有田は「『M-1(グランプリ)』や『キングオブコント』のような大きな大会もありますが、そうじゃないところで急に現れたこの賞金ソウドリ大会だから、最高賞金200万をとるために、ベテランから若手まで必死になってネタを披露しています。その結果、とんでもないことが起きてしまいました。面白い番組だから最後まで、スーッと見てしまうと思いますが、最後の最後まで目を離さないでいただきたい」と含みのあるコメントで、その展開に期待を持たせた。

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