V6の「素敵な夜」が「みんなのうた」8・9月の楽曲に決定

今年11月に解散が決定しているV6が担当する、NHKの「みんなのうた」8・9月放送の新曲のタイトルが、「素敵な夜」に決定した。

作詞・作曲を堀込高樹、編曲をsugarbeans、映像をHEADS、金子哲が担当した「素敵な夜」は、同局の「みんなのうた60」のアンバサダーを務め、数多くの楽曲に触れた井ノ原快彦が「今だからこそ、お送りしたい」と、少しチャレンジングなコンセプトで制作された軽快な楽曲だ。

マスクでのコミュニケーションが日常化していく中、大人も子どもも新しい人々との出会いは、不便なことも増えている。顔が分かったような、分からないような新しい日常の中で繰り広げられる少しドギマギするちょっぴり気まずい気持ち――。今は、まるで夜明けを待つ“夜”のような時代でもあるが、“どんな時でもすてきなことを見つけて楽しもうよ!”という気持ちを、思わず口ずさんでしまうメロディーに乗せて届ける。

また、同じく8・9月を担当する遥海の楽曲は「スナビキソウ」。作詞をSoflan Daichi、作曲を安岡洋一郎、アニメーションを今林由佳氏が手掛けた同曲は、塩からい砂浜でもけなげに咲く白くて可憐な“スナビキソウ”に、厳しい環境の中でも決して諦めずに自分のやるべきことに邁進(まいしん)する人々の姿を重ねて歌にしたナンバーだ。

「みんなのうた」初登場の遥海は、日本とフィリピンの生活でつちかったさまざまな音楽的バックグラウンドを持ち、豊かな感情表現を歌声を届けているシンガー。聴く人の心に寄り添う歌唱と今林氏の温かみがある映像で、優しく癒やしを感じさせる仕上がりとなっている。

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