シーズンの安全祈る 鵜の浜海水浴場海開き 関係者、住民らで神事 大潟区

 大潟区の鵜の浜海水浴場で1日、開設期間中の安全を祈る海開き祈願祭が開かれ、観光業の関係者や地元町内会長ら約20人が参加した。

 毎年、上越市内の他の海水浴場に先駆けて神事が行われる。海の透明度の高さが売りで、県が先日発表した水質調査では最高評価の「AA」が付けられた。砂浜も重機によって整備され、なだらかでごみの少ない過ごしやすい状態になっている。

宮司と参加者による海の清めの儀式

 開設期間は10日から8月15日までで、この間、監視員が配置される。昨年に引き続き、新型コロナウイルス対策としてソーシャルディスタンスなどを呼び掛ける。海の家は1~2軒が営業予定。

 神事を主催した大潟観光協会の佐藤豊副会長(61)は「コロナ対策など環境を十分整えて、多くの方の来場をお待ちしたい」と話していた。

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