今年2021年で登場から3年あまり経過しているにもかかわらず、未だ納車までに相当な時間を要するスズキ 新型ジムニー。発売当初は納車まで2年以上とも言われていたが、現在は少し落ち着いているとSNSなどでは噂されている。だが、実際のところジムニーの納期はどの程度なのだろうか? そんな疑問をスズキディーラーにぶつけてみた。結論から言うと、タイミングさえ合えば2ヶ月に一度ボーナスチャンスが到来するというが、果たして今の状況とは!?
新型ジムニー最大の関心事は今なお納車時期
スズキ 新型ジムニーが登場したのは2018年のこと。20年以上ぶりのフルモデルチェンジとあって国内外問わず大注目のモデルである。初代モデルから一貫してラダーフレームを採用するとあってコンパクトでありながら本格的な悪路走破性が自慢の一台である。
丸目ヘッドライトやカクカクしたボディーなどデザイン面でも人気を博しているが、その一方でデビューから常に話題になっているのが長い納車期間である。冒頭にも述べた通り、発売当初はグレードによっては2年以上もの時間を要するとも言われていたほど。一体今の状況はどうなっているのか?
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発売当初の納車は2年待ちだったが、今は10ヶ月程度
筆者は現在、先代のソリオバンディットに乗っており、都内のスズキアリーナ店で点検にいった際に、ジムニーの実情を聞いてきたのだが、驚愕の事実が浮かび上がってきた。
ディーラーマンによれば「お客さまに伝えている納車までの期間は1年」という。だが、実際のところ昨今の生産体制からすれば、「契約から10ヶ月がもっとも一般的な納車タイミング」だという。もし万が一のことを考えて、あえて1年という回答をしているというイメージである。
キャンセル待ちを狙え! 即日納車可能なジムニーが2ヶ月に1台程度突発的に発生
ここまではすでにご存知のユーザーも多いことと思う。だが、先のディーラーマンによれば「数ヶ月に一度、即日の納車が可能なタイミングもある」というのだ。
どういうことか? じつは契約したものの、納車までの期間にキャンセルするユーザーが少なからず存在するのだった。それも都内に限って言えば2ヶ月に1台ほどのペースでそんな個体が出てくるという。こちらのクルマに関しては、すでにメーカーに発注しているためにグレードやボディーカラー、トランスミッションに至るまで決められているために、オススメできるお客さんは全てではないそうだ。
その一方で「新型ジムニーならなんでもいい!」というお客さんもいるそうで、そういった人がキャンセル車両を購入していくそうだ。
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納車まで10ヶ月の覚悟を! 一早い納車希望ならディーラーへ常に連絡すべし
まとめると新型ジムニーを契約してから納車までの期間は長くとも1年後で、平均すると10ヶ月も見れば納車が叶うということ。加えて、キャンセルが発生した車両であれば、即日の納車も可能というワケだ。
それゆえに今からジムニーを購入、あるいはすでに納車待ちの方は、毎週のようにキャンセル待ち車両など最新の情報を提供してもらうことをオススメする。
【筆者:MOTA編集部 木村 剛大】