フェアトレードがグローバルな「ビタースイート」キャンペーン始動:カカオ農家の公正な未来をアンラップ

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【ワシントン2021年7月2日PR Newswire=共同通信JBN】フェアトレード(Fairtrade)は、ストップモーションアニメ「Unwrap a Fairer Future(公正な未来をアンラップ)」を呼び物にする新グローバルキャンペーン「ビタースイート(Bitter Sweet)」を発表した。一部大手チョコレートメーカーの反倫理的なカカオ調達慣行の背後にある文字通り“苦い” 真実を明らかにする。このグローバルキャンペーンは2021年7月1-7日に22カ国の人々に届けられ、7月7日の国際チョコレートデー(World Chocolate Day)にはアニメ映画がフェアトレード専用ソーシャルチャンネルで世界デビューする。

Video - https://mma.prnewswire.com/media/1555442/Unwrap_a_Fairer_Future.mp4

「Unwrap a Fairer Future」は特別委託キャンペーン映画で、フェアトレードチョコレートを選択することがいかにカカオ農家の生活を変えうるかを描いている。フェアトレードがNiels Hoebers氏とコラボして制作したストップモーションアニメ(https://c212.net/c/link/?t=0&l=en&o=3213637-1&h=3204521615&u=https%3A%2F%2Fbit.ly%2F2SLXfrB&a=stop-motion+animation )は、特注チョコバー2本の物語。初めは両方とも食べられるように見えるが、包装を解くと全く異なる物語になる。

苦いバーは西アフリカのカカオ畑を見せるが、そこでは無認可のカカオ農家がフェアトレード条件で作物を育てられずに不公正と低価格に直面し、農業コミュニティーを阻害する貧困と森林破壊を招く。映画は甘い方も描き、厳格な独立基準の恩恵を受けるフェアトレード認定カカオ農家は支援を得て、これらの基準を満たす農法を採用し、彼らのカカオにとって適正な価格を稼ぐ。

フェアトレードのパブリックエンゲージメント担当ディレクター兼グローバルココアキャンペーン責任者のNilufar Verjee氏は「われわれは、非認定チョコバーがすぐ分かる苦いコストを課している。これは、われわれが好きなチョコバーのカカオを育てる農家がよりよい収入に値する理由を見つける魅力的で共有可能な方法である」と語った。

フェアトレード支持者で「ブリジャートン家」の女優アッジョア・アンドー(Adjoa Andoh)氏は「あなたが買うフェアトレードのチョコバー、カカオ豆は全て、まともな健康管理、教育を意味し、サプライチェーン全体の集合的意見である。おいしい媒体のチョコレートを通じて希望、未来、歓喜を選択しよう。ハッピー・フェアトレード国際チョコレートデー!」と話した。

「ビタースイート」キャンペーンはカカオ農家の個人的体験(https://c212.net/c/link/?t=0&l=en&o=3213637-1&h=1384494435&u=https%3A%2F%2Fwww.facebook.com%2Fcommerce.equitable.cotedivoire&a=cocoa+farmers+sharing+their+own+personal+experiences )を盛り込んで始められた。今後フェアトレードの世界22地域は、フェアトレードのチョコレートをどこで買うか、消費者は友人と共有してどう支援できるか、ソーシャルメディアでフェアトレードの影響の情報を共有する。キャンペーンは2021年7月7日、国際チョコレートデーのアニメ「Unwrap a Fairer Future」デビューでクライマックスを迎える。

プレス資料のダウンロードはhttps://bit.ly/2SLXfrB を参照。

▽メディア問い合わせ先
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ソース:Fairtrade International