【名古屋場所】横綱・白鵬の出場に伊勢ヶ浜審判部長「進退をかけるとかではなく…」

伊勢ヶ浜審判部長

大相撲名古屋場所(4日初日、愛知県体育館)の取組編成会議が2日、名古屋市内で開かれた。3月に古傷の右ヒザを手術した横綱白鵬(36=宮城野)は初日に小結明生(25=立浪)、2日目に幕内遠藤(30=追手風)と対戦する。

この日、電話取材に応じた伊勢ヶ浜審判部長(60=元横綱旭富士)は、白鵬について「横綱として出るわけですから、責任感をしっかり持って最後まで頑張ってほしい」と言及。また、本場所で求めるものとして「当然、横綱だから優勝する気持ちでやらないといけないんじゃないか」と〝ノルマ〟を課した。

直近6場所休場中の白鵬は名古屋場所で進退をかける意向を示している。それでも、伊勢ヶ浜部長は「一日一番ですから、進退をかけるとかではなく、その一番に全力を持って頑張らなきゃいけないんじゃないか。一番一番しっかり取るということ」と強調した。

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