【紫雷イオ直撃インタビュー後編】パワースポット訪問や大谷の試合観戦でリフレッシュ「大きな存在感を感じました」

オンラインでインタビューに応えた紫雷イオ

【WWE】米WWE・NXTの〝暗黒の逸女〟紫雷イオ(31)が「NXT ザ・グレート・アメリカン・バッシュ(GAB)」(6日=日本時間7日)でのタッグ王座戦を前にビデオ通話で本紙インタビューに応じた。4月のシングル王座陥落後に約2か月の休息でリフレッシュ。貴重な充電期間に何をしたのか。さらに米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手(26)にまつわる秘話も明かした。

――休息中にどんなことをしていたのか

イオ 新型コロナウイルスのワクチン接種をしました。接種後はめっちゃ熱が出て、医師の方が出してくれた熱冷ましの薬で何とか下がりました。皆さんも医師の方の指示には従ってください。

――それは安心だ。その他には

イオ アリゾナ州セドナに行きました。パワースポットと呼ばれてて、めちゃくちゃ壮大な景色。地球のパワーに元気をもらった。今まで旅行、遠征で世界中いろんなところに行きましたが、1、2位を争うぐらい良いところ。人生観が変わりました。

――どんな発見か

イオ まず地球はでかいなーと(笑い)。とにかく砂漠がブワーと広がっているから、自分の存在の小ささを感じました。空港からも遠くて山奥にあるので、日本に住んでいたら気軽に行けるようなところじゃなかったけど、タイミング的にも(休息期間中で)時間のできた、その時の自分にしかできない体験だった。パワーだけじゃなくモチベーションも上がりましたよ。

――先日にはエンゼルス戦を観戦した

イオ 自分の見聞を広げるためにも、米国にいるうちにメジャー観戦もした方がいいと思った。席もバッターボックスが目の前だったんですよ。

――大谷の姿に感じたものは

イオ その翌日、翌々日はホームランを打ってたんですが、あの日はたまたま打たなかった。でもエンゼルスのベンチも近くて、控えている大谷選手がよく見えたんですがオーラ、大きな存在感を感じました。

――大谷を見たのは初めてだ

イオ 実は、以前に東京・水道橋の焼き肉店に行ったとき一度、見ているんですよ。真隣のテーブルにたまたま大谷選手が来て。でも完全プライベートで、他の選手の方と来ていた。そばに接近したっていうだけだったんですけどね。すごく優しそうな方だったし、ジャンルは違えど異国の地で戦っている者同士、親近感じゃないけど、勝手に応援しています。

――4月にデビューしたサレイ(25)についてはどうみている。ウィリアム・リーガルGMに、トニー・ストームとの対戦を直訴した

イオ 日本にいる時のまんまの彼女で乗り込んで来て、今のところまだ負けていない。それはすごいこと。早くベルト戦線に食い込んできてくれることを楽しみにしています。

© 株式会社東京スポーツ新聞社