【東京五輪】アルゼンチン代表が〝しょぼすぎる〟と現地ファンからブーイング

3月の代表戦で日本はアルゼンチンに敗戦

アルゼンチンサッカー連盟が東京五輪に臨むU―24アルゼンチン代表メンバー22人を発表したが〝二軍メンバー〟に現地ファンからはブーイングが起きている。

アルゼンチンは現在A代表が南米選手権を戦っており、東京五輪世代でA代表に入っている選手は基本的に招集を見送り。さらに同国内の複数の強豪クラブが南米の国際大会に出場することを理由に招集を拒否した。

イタリア1部インテルで活躍し多くのビッグクラブが獲得を狙うFWラウタロ・マルティネスや、ドイツ1部シュツットガルトのFWニコラス・ゴンザレス(22)、オランダの名門アヤックスで攻守に存在感を見せるDFリサンドロ・マルティネス(23)、イタリア1部ボローニャでレギュラーを張るMFニコラス・ドミンゲス(22)、MFエセキエル・パラシオス(22=レバークーゼン)、DFフアン・フォイス(22=ビリャレアル)など東京五輪世代の主力たちは軒並み不参加。他にもアルゼンチンで台頭しているFWフリアン・アルバレス(22=リバープレート)なども選外となった。そして注目されたオーバーエージ(OA)枠もGKヘレミアス・レデスマ(28=カディス)のみと寂しい選考となった。

アルゼンチンは優勝候補の一角とみられていたが〝肩透かし〟のメンバーに現地ファンからは「アルゼンチン全体がオリンピックを真剣に受け止めていない」などと五輪を軽視するアルゼンチンサッカー界に落胆の声も上がっている。

アルゼンチンの東京五輪代表メンバーは以下の通り。
GK
ヘレミアス・レデスマ(カディス)※OA、ホアキン・ブラスケス(コルドバ)、ラウタロ・モラレス(ラヌース)

DF
ネウエン・ペレス(グラナダ)、マルセロ・エレーラ(サンロレンソ)、エルナン・デ・ラ・フエンテ(ベレス)、レオネル・モセビッチ(ヴィセラ)、ファクンド・メディナ(ランス)、フランシスコ・オルテガ(ベレス)、クラウディオ・ブラーボ(ポートランド)

MF
ファウスト・ベラ(アルヘンティノス)、サンティアゴ・コロンバット(レオン)、トマス・ベルモンテ(ラヌース)、マルティン・パイエロ(バンフィエルド)、フェルナンド・バレンスエラ(バラカス)、アレクシスマック・アリスター(ブライトン)、チアゴ・アルマダ(ベレス)、エセキエル・バルコ(アトランタ)

FW
アドルフォ・ガイチ(ベネベント)、アグスティン・ウルジ(バンフィエルド)、ペドロ・デラベガ(ラヌース)、エセキエル・ポンセ(スパルタク・モスクワ)

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