【東京五輪】ウガンダ選手団のコロナ感染でバブル崩壊が現実に 一般市民への感染続発か

日本の水際対策を不安視する声が…?

新型コロナウイルスに感染したウガンダ選手と同じ航空便の搭乗者に陽性判定者が出て〝バブル崩壊〟がいよいよ現実のものとなってきた。

立憲民主党は、東京五輪のため来日して新型コロナ感染が判明したウガンダ選手と同じ飛行機の搭乗者に、陽性者が1人見つかっていたと明らかにした。同党が厚生労働省に確認し、空港検疫の陽性者リストのうち10代男性が同便だったと認めた。

現在のところウガンダ選手と同乗男性の間の感染の因果関係は不明だが、自民党の佐藤正久外交部会長も自身のツイッターでこの問題を取り上げ「同じ機内で選手団と一般客が混在。機内感染の可能性も」と投稿した。

選手団から一般客への感染拡大が懸念される中、国民からは感染対策の〝バブル〟が今後次々と崩壊していくとの不安の声が上がっている。

ネット上では「バブル方式など成り立たない証拠。この調子でどんどん経路不明の患者が日本中を歩き回っている。早くワクチン打たなければ感染は拡大する」と不安の声のほか「これからこんな事例がたくさん出てきちゃうんじゃない!? 2週間隔離してくれよー。空港検査どうなってんだよー」と特例入国への疑問視や検査体制のずさんさを指摘する声も上がった。

7月に入って各国からの選手団の来日が本格的に始まっており、バブル崩壊のケースが続出して一般市民への感染も相次ぎそうだ。

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