ブリトニー・スピアーズ「虐待」の訴え棄却 “父親外し”認められず

歌手ブリトニー・スピアーズによる、成年後見人制度からの父親解除の訴えが却下された。2008年から公私ともに父親ジェイミー・スピアーズの管理下にあるブリトニーだが、同制度は「虐待的」であるとして先週、停止を巡る法廷審問が開かれていた。

しかし、判事側は、ブリトニーの弁護士サミュエル・D・インガムが提出したジェイミーの共同後見人停止の要求を拒否、E!ニュースが入手したロサンゼルス上級裁判所からの命令には、「ジェイミー・スピアーズを後見人から削除し、ベッセマー・トラスト・カンパニー・オブ・カリフォルニアを唯一の後見人とする要求は他の権利に影響を及ぼすことなく拒否されました」と記されている。

昨年11月には、ブレンダ・ペニー判事がジェイミーを後見人から外すことを求めた訴えを棄却、ブリトニーの共同後見人として資産管理会社のベッセマー・トラスト・カンパニー・オブ・カリフォルニアを任命していた。

先週リモート出廷したブリトニーは、同制度で心に傷を負い落ち込んでいると訴えていた。

(BANG Media International/よろず~ニュース)

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