〝おうちご飯〟のお供、ホームで買えます 京急川崎駅にキムチの自販機お目見え

キムチの自販機を設置した(右から)渥美社長、伊藤さん、朱美さん=京急川崎駅

 いつでも川崎の味を─。京急線京急川崎駅に、キムチの自動販売機が登場した。

 川崎市のキムチ専門店「おつけもの慶」が1日、同駅ホームに京急川崎駅ホーム店をオープン。新型コロナウイルスの感染拡大で“おうちご飯”が広がる社会状況の中、閉店している時間帯も非接触で購入できるよう自販機を併設した。

 運営するグリーンフーズあつみの渥美和幸社長は「今後も100台ほど設置したい」と意気込んでいる。

 自販機には、定番の白菜キムチやカクテキをはじめ、キャベツ、カブなどのキムチが並ぶ。タラの内臓を漬けたチャンジャや、クリームチーズを漬けたヤンニョムチーズなどの珍味もあり、価格は600~千円とお手頃だ。

 渥美社長の妻で取締役の朱美さんは「いろいろな旬の野菜のキムチや、水キムチも販売したい」と笑顔で語る。

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