川崎市は2日、交通局鷲ケ峰営業所所属の市バス男性運転手(37)を戒告の懲戒処分にしたと発表した。経路を誤った後、運行管理者の指示を受けずに自らの判断で戻り、赤信号の交差点に進入していたという。
市によると、運転手は5月17日午後7時15分ごろ、直進すべきだった同市宮前区の交差点を右折。直後に気付き乗客に謝罪したが、運行管理者の指示は受けておらず、終点で報告した。
乗客19人にけがはなかった。
また、交通局がドライブレコーダーで確認したところ、赤信号だった別の交差点への進入や通行禁止違反が分かった。