声優・花江夏樹 増え続ける”鬼滅”グッズに困惑「追いつかない」

声優の花江夏樹が3日、都内で行われた映画『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』舞台あいさつに出席した。

炭治郎とフォトセッションに応じる声優・花江夏樹©吾峠呼世晴/集英社・アニプレックス・ufotable

主人公・竈門炭治郎(かまど・たんじろう)役の花江は、「(劇場版を)何度も見て頂いて本当に嬉しい限りです。炭治郎たちが、煉獄さんから受け取ったものを受け継いで、遊郭編で必ず出し切ってがんばっていきたいなと思っておりますので引き続き応援して頂ければ」と意気込んだ。

イベントでは、事前に観客から募集されたメッセージや質問に、花江が答え、トークが展開された。プライべートでも、鬼滅グッズを買うことを明かした。「大体はフィギュアを買うんですよ。フィギュアは発売されているものは、ほぼ持っています。ただ最近になってから、しのぶさんと義勇さんと煉獄さんのフィギュアも発売されるようになって、追いつかないですね。置く場所をもうちょっと増やさないとなっていう嬉しい悩みもありますね」と苦笑いした。

キャラクターと共にポーズを決める花江夏樹
炭治郎の登場に笑顔を見せる花江©吾峠呼世晴/集英社・アニプレックス・ufotable

同イベントは、同作のBlu-ray&DVD 完全生産限定版を早期予約キャンペーンの一端で、抽選で選ばれた人が参加した。今後、舞台あいさつは大阪、福岡、名古屋、北海道でも開催される。それぞれ順番に松岡禎丞(嘴平伊之助役)、日野聡(煉獄杏寿郎役)、下野紘(我妻善逸役)、鬼頭明里(竈門禰豆子役)が出席する予定だ。

劇場版は昨年10月16日に全国公開された。国内史上初めて興行収入が約400億円を超え、65の国と地域を含む全世界での興収は517億円に到達する大ヒットを記録。原作は作者・吾峠呼世晴により、「週刊少年ジャンプ」(集英社)で連載され、単行本1巻~23巻で累計発行部数が1億5,000万部を突破した。テレビアニメは2019年4月より放送を開始し、家族を鬼に殺された少年・竈門炭治郎が、鬼になった妹の禰豆子を人間に戻すため、「鬼殺隊」へ入隊することから始まり、人と鬼の物語、鬼気迫る剣戟、時折描かれるコミカルなシーンで人気を博した。テレビアニメ第2期「遊郭編」の放送が決定している。

劇場版のBlu-ray&DVDは、現在発売中。

4体のキャラクターとともに撮影に応じる花江©吾峠呼世晴/集英社・アニプレックス・ufotable

(よろず~ニュース・松田 和城)

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