歌手の藤井香愛(32)が3日、東京・中野区の野方区民ホールで「デビュー3周年記念ファーストコンサート~中野より愛を込めて~」を開催した。
高校時代はギャル雑誌「egg」の読者モデルで活躍。2008年には東京ヤクルトの公認ユニット「DDS」のメンバーで、公認サポーターソングを歌うユニット「DAD’S」ではメインボーカルまで務め、2018年にシングル「東京ルージュ」デビューした藤井。今回は初のコンサートで「3年間活動してきてコンサートをやりたいとずっと思ってきた。本当に感無量です」と笑みを見せた。
ファーストコンサートは会場にもこだわった。「出身地の中野でスタートしたいと思いました。今回は本当の第一歩。4周年は、なかのZEROホールで。5周年は中野サンプラザでコンサートを開けるように頑張っていきたい」と目を輝かせた。
ステージではデビュー曲や「その気もないくせに」などシングル曲のほか、中森明菜の「飾りじゃないのよ涙は」などカバー曲など、全23曲を熱唱。「飾り――」の場面では中学校以来というタップダンスも披露した。
「小学校2年生から中学までやっていたんですが、今年の春に部屋を掃除していたら、タップダンスのシューズが出てきて、もう一回やってみようと思って」とスクールに通い直し、再チャレンジしたという。「歌いながらタップをできるようになってみたい。これからも続けていこうかと思っています」と話した。