3日のノア・横浜ラジアントホール大会で、GHCジュニアヘビー級王者のHAYATA(33)がV1戦(22日、東京・後楽園ホール)で迎え撃つ日高郁人(48)に完勝した。
HAYATAは「スティンガー」の一員として、日高は「ぺロス・デル・マール・デ・ハポン(PMJ)」の一員としてセミの8人タッグ戦に出場。試合はリング内外を戦場に目まぐるしく攻防入れ替わる高速の戦いとなったが、最後はHAYATAがDDTから403インパクト(変型フェースバスター)で日高を叩きつけて3カウント。さらにスティンガーメンバーでPMJ4人に追撃して全員大の字にすると、足蹴にして勝ち誇った。
試合後は、勝ったHAYATA、敗れた日高ともにノーコメント。王者がこのままベルトを守り切るのか、それとも日高がベテランの意地を見せることができるか。
なおスティンガーとの抗争が泥沼化していることにPMJを率いるNOSAWA論外は「次は金網で完全決着だ。勇気があるなら入ってみろ。俺は出ないけど、やるならメキシコから仲間を連れてくるから」と憤慨しながらよびかけた。こちらの不毛な争いにも注目だ。