パンドウイット、液浸冷却装置の活用と小型データセンターの実現に向けた実証実験の協力に参画

液浸による冷却ソリューションでデータセンターでの脱炭素・省電力に貢献

2021年7月2日
パンドウイットコーポレーション日本支社

パンドウイットコーポレーション日本支社(本社: 東京都港区、支社長: 須崎弘明、以下 パンドウイット)は、2021年6月21日にKDDI株式会社、三菱重工業株式会社、NECネッツエスアイ株式会社の3社からニュースリリースされました『KDDI、三菱重工、NECネッツエスアイ、液浸冷却装置の活用および小型データセンターの実現に向けた実証実験を開始』への協力企業として参画します。

https://news.kddi.com/kddi/corporate/newsrelease/2021/06/21/5196.html

本実証実験の目的は、『~脱炭素化に向け、サーバーを冷却するための消費電力を削減~』であり、パンドウイットのコアビジネスであるデーターセンターソリューションは大手のIT系やサービス系企業にも数多く採用されており、その構築ノウハウも併せて提供予定です。

データーセンターは世界的な需要増加に対応するため、今後ますます投資され拡張されて行くことが想定されています。特に日本においては電力を大量に消費するというデータセンターの課題に応えると同時に、二酸化炭素の排出抑制等地球環境保全を両立する重要性が高く、小型・高密度を実現する液浸による冷却ソリューションへの期待は大きくなっています。今回の実証実験に対し、パンドウイットは機器と機器を接続するケーブルおよびコネクティビティを使った超高速100Gbps対応のケーブリングソリューション(メタル&ファイバー)を提供し、液浸冷却装置間における接続検証およびその耐久性を検証します。

また、ケーブルに関しては、難燃性など業界に特別な要件にも対応する必要があることから、その耐久性に関しても検証していきます。

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パンドウイットについて
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1955年の創業以来、問題解決への飽くなき挑戦を文化とするパンドウイットは、企業のビジネスを市場での成功へと「有意義に結びつける」役割を果たしてきました。パンドウイットは、データセンターから通信施設に至るまで、またオフィスのデスクから工場施設のフロアに至るまで、企業全体にわたる環境下の物理、電気、ネットワークのインフラストラクチャ―に最先端のソリューションをもたらします。米国イリノイ州ティンレイパークのパンドウイット本社および世界 112 の拠点は、強固なパートナーエコシステム、定評ある品質と技術的リーダーシップを通じ「つながる世界」のビジネスをサポート、さらなる成長と発展に寄与します。