俳優の草なぎ剛（４６）が主演し反響を呼んだ映画「ミッドナイトスワン」がイタリアの映画祭「ウディネ・ファーイースト映画祭（ＦＥＦＦ）」のコンペティション部門で、劇場の観客が選出する「ゴールデン・マルベリー賞」を受賞したことが４日までに分かった。
同映画祭には４５作品がコンペティション部門に参加。その中で「ミッドナイトスワン」がウディネ現地の映画ファンから支持された。邦画では同映画祭が創設された１９９９年以来、第６作目の受賞となるという。
同映画は５月末に動員人数が５５万人を超え、興行収入も８億円弱を記録。異例のロングランヒットとなっている。同役で草なぎは今年のブルーリボン賞主演男優賞を受賞。「自分の代表作になると言っていたら、本当に自分の代表作になったと思います」と受賞インタビューで喜びを語っていた。
草なぎは７日に都内で行われる同映画の舞台挨拶に登壇予定。喜びの声を聞くことができそうだ。
