門田隆将氏が安倍前首相の“反日発言”に私見「内なる敵が露わになったのは喜ばしい」

門田隆将氏

ジャーナリストの門田隆将氏(63)が4日、ツイッターで安倍晋三前首相の“反日”発言に言及した。

安倍氏は発売中の月刊誌「Hanada」の対談で東京五輪・パラリンピックの開催について「歴史認識などで一部から反日的ではないかと批判されている人たちが、今回の開催に強く反対している」と発言した。五輪開催に反対する中に反日的な人がいる、という主旨の発言だったが、この発言が炎上。日本共産党の志位和夫委員長がツイッターで「こうした貧しくも愚かな発言を、一国の総理まで務めたものがしてはならない」と投稿するなど批判が殺到している。

こうした声に門田氏は「メジャーの熱狂や1試合9千人近い動員の日本のプロ野球に全く言及せず“東京五輪中止”だけを叫ぶ人々。安倍前首相が『反対の反日的な人達は日本の成功に不快感があるのでは』との発言が的を射ている。“内なる敵”がここまで露わになったのは喜ばしい」と私見を述べた。

その上でテレビの五輪中継にも言及し「史上最多450時間超放送で対応する民放には唖然」と日頃ワイドショーなどで五輪反対を報じるテレビ局の姿勢に疑問を呈した。

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