舛添要一氏 小池都知事“倒れても本望”に「下手な芝居見たくない」

舛添要一氏

前東京都知事で国際政治学者の舛添要一氏(72)が4日、「ABEMA的ニュースショー」(ABEMA TV)にVTR出演。〝過度の疲労〟で静養し、先月30日に退院した小池百合子都知事(68)を批判した。

小池氏は2日の定例会見で「倒れても本望」などと発言したことが物議をかもしている。それを踏まえて舛添氏は「仮病とは言わないけれども、いくらでも見せかけはできるんです。政治ってのは演技なんですよ。『倒れても本望』だみたいなこと言ったけども、あんた10日間倒れてたじゃないの!と 何言ってるんですか!と ちょっとおかしいんじゃないかな」と語り「私の印象は『下手な芝居は見たくない』。それだけです」とピシャリ。

2日の会見では声もかすれ咳もするなど、万全ではないようにも見えた小池氏だが、舛添氏は「極めて(症状が)悪いんならば、医者が同行して行くべきなんです。なんかお涙頂戴的な話になって。菅(義偉)首相のほうがもっと大変だと思うね」と突き放した。

あまりの辛らつさに、スタジオのMC・千原ジュニアは「舛添さん、なんか(小池氏から)されたんですか?」と苦笑いだった。

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